山菜と器


春たけなわ、アトリエの畑風景。

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畑にはウドが移植してあり、いよいよ食べごろ。ついでにコゴミも摘んだ。

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ミツバを茹でて白和えに。トッピングに菜の花のつぼみをひとつ。萩焼きの器に載せてみた。和の陶器はいいねぇ。洋食器じゃ白和えは映えない。

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横からみると台がついている陶器だ。この季節は外で火を焚いて食事をすることが多かったのだが、食器を楽しむにはやっぱり室内(外で食事をするとよく落として割るのだった)。

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ウドは白い部分を生で、皮はきんぴら、葉は天ぷら、が定番。細い茎の皮を剥いた軸部分をちょっとすり鉢でごりごりして味噌和え(左)。葉っぱのきんぴら(右)もまた良きかな。

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コゴミはさっと茹でて醤油・鰹節・マヨネーズで決まり。わずかなぬめりと不思議なコクを楽しむ。葉っぱはすぐに開いてしまうのでわずか数日の楽しみだけど。

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なんか、秘湯の温泉宿の食事みたいですね。メタボの食事療法にはこんなのが最高なんだろうけどねぇ。

でもね、山間地のちょっとした空間を利用すればこんな楽しみが無限に広がる。それが日本の自然なのに、もったいないことだね。


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