前橋その3


台風が荒れ狂っている間、こっちは『現代農業』の連載原稿に没頭してた。それにしてもスゴイ台風だったね。地震の頻発、飛行機事故、アメリカ南部のカトリーナ、今回の14号、都内での集中豪雨も何か変だった。尋常ではない何かの力が働いているような気がする。丸2日かけて4ページ分のラフ原稿をアップ。午後から高崎に出て修理に出していたデジカメを回収。その後、前橋の県立図書館へ。町中もぶらぶらしてみた。
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屋根直しの手伝い


朝7:30に集会所に集合して屋根の直しを手伝う。老朽化した分校跡の建物に雨漏りが目立ってきた。屋根は、この地区では珍しい瓦葺き。この地ではスギ皮葺きで石屋根が多く、現在は皆トタンにふき替えられている。石屋根は勾配が緩いが、瓦の場合はやや傾斜がある(でないと雨水の流れが悪く雨漏りしてしまう)。その瓦が割れているのを変えたり、ずれた瓦を直したり、瓦との隙間に漆喰を練って固定したりという作業をやる。

高所の作業なので、1階の柱に支点をとって命綱をつけ、雨樋の掃除などもする。区長さんも立ち会ってくれ、作業後は地元のおばさんが作ってくれたおにぎり、つけもの、冷汁。キュウリとタマネギを入れた冷えたみそ汁状のものにすりごまが混ざったもの。これを素麺にかけてごちそうになる。美味しかった。

その後一緒に作業したカナダ人のアダムがアトリエに遊びに来る。焚き火をしてビールで歓談していると昨日のニャンコが遊びにやって来た。

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四谷のフェジョアーダ


群馬の焼きそばがあまりに情けない代物だったので、相方yuiに東京浅草のディープな焼きそばをごちそうしようと朝からコペンを走らせる。ところが、佇まいは同じだったその渋い店は、味がなんとなく変わってしまって、フツーの焼きそばになっている。ひょっとしたら僕が変わってしまったのかな。ともあれ浦島太郎になったような気分だった。

浅草は意外や元気で人が多かった。藤棚のある裏ぶれた飲み屋街はまだ明るいというのに喧噪をきわめており、パリのカフェやイタリアのバールを思わせる路上テーブルでの「飲み」の雰囲気がなかなか良かった(まあ、かなり暗めではありますが/笑)。これまた渋い喫茶店を見つけてアイスコーヒーで涼む。
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梅酒と柿渋


ミニトマトが大漁だった。ニンジンとオクラも収穫。午前中の畑仕事から戻ると喉からからだ。こんなとき冷たい沢水は最高にうまいが、そろそろ琥珀色に色づいてきた梅酒を思い出した。ワイングラスに氷を入れて1杯ひっかける。ん、甘みも程よく、なんといっても香りがすばらしい。

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川越の画家、岩崎勝平展


朝からコペンに乗り、太田の焼きそばを食べにいく。その後、川越へ。前回の静岡への旅で富士宮の焼きそばの存在を知ったのだが、その富士宮で「群馬っていえば太田の焼きそばも有名じゃないですか?」なんて言われて、アトリエに戻ってからネットで調べてみると、たしかにゾクゾク情報が出てくる。ただし、富士宮のような各店共通の特徴があるものではなさそうだ。とりあえず3~4店舗の店名と住所をひかえてカーナビにセット。
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