船瀬さん講演in桐生


環境評論家、船瀬俊介さんの講演会が桐生市文化会館(シルクホール)の会議室で行なわれた。私は20年ほど前、東京に住んでいたとき生活クラブ主催の講演会(内容は合成洗剤とせっけんのこと)で船瀬さんとお会いしたことがある。船瀬さんがちょうどそのとき出版されていた『自然流だし読本』(1990農文協)という本に私のイラストを使っていただいたことがあるのだ。

その後の船瀬さんのめざましい活躍は周知の通り。今回は住宅ネタでの講演であり、会場へ行ってみると「愛工房」の伊藤さんも居られたのでさっそく先日の取材のお礼と、桐生で乾燥機導入先を探していることをお伝えする。

middle_1272264252

“船瀬さん講演in桐生” の続きを読む


梅田の三境山


朝からタケノコを掘りにいく。忍木菟屋の借家は畑だけでなく竹林もついているのだ。イノシシにだいぶ掘られたが、先端が地面に出ると食べないようだ。9本掘って近所におすそ分け。

チビカマで湯を沸かしつつ焼きタケノコをやる。

middle_1271686699

ちょっとエグミが残ったが、香りがすばらしい。

middle_1271686720

“梅田の三境山” の続きを読む


最近の国産材事情/庚申様と花見会


丸太市場のKさんから電話。知り合いが事務所に来ていて『山で暮らす 愉しみと基本の技術』の本を欲しいというので持ってきてくれないか、と。ご年配の男性であったが新聞広告で見て気になっていたのだそうだ。

yamagurashi

おかげさまで『山で暮らす~』は売れ筋絶好調で、昨年6月の出版から1年もたたずに既に4刷目が出た。現在の発行部数は13,000部。値段の高い大型本がこれだけ売れるというのは、やっぱり世に求められているテーマなのだろう。

“最近の国産材事情/庚申様と花見会” の続きを読む


旧アトリエ最後の晩餐


薪火と土器の味わい


旧アトリエの囲炉裏。ゴトクや羽釜は桐生の囲炉裏に移動したので、今回は空き缶ゴトクに土鍋でご飯を炊いてみた。これが、羽釜(アルミ製)で炊くよりさらに美味いことを発見! 超・激ウマなのだ!!!

炊き方だが、沸騰してしまえば後は熾き炭の弱火コトコトでいい。だから、沸騰したらゴトクを囲炉裏の中央から外して、熾き火に変えて炊き続ければ、中央では吊りカギで別の料理をしたり湯を沸かし続けたりできる。

middle_1270354441

“旧アトリエ最後の晩餐” の続きを読む


太田金山の松枯れ


太田金山といえば先日ライブをやった近くだが、山頂付近は「金山城跡」として市が整備したりしている。そこは、むかしはアカマツが多く幕府に献上するほどの松茸の産地であったらしい。ところが、例によってマツ枯れが始まって、公共機関は薬剤撒布をやった。周辺住民への健康問題も多く発生していたらしい。そして、やはり薬は効かずマツは枯れ続け状態。

で、市が始めたのが

「太田市のシンボルとして多くの市民に愛されている金山の赤松は、松くい虫等による被害により、毎年約 5,000本が枯れている現状にある。赤松は下草を大変きらい、いつも下草のない状態を保持することが大き な予防策とされているので、市民参加による赤松を守る運動として赤松管理オーナー制度を設置する。」

“太田金山の松枯れ” の続きを読む