太田金山といえば先日ライブをやった近くだが、山頂付近は「金山城跡」として市が整備したりしている。そこは、むかしはアカマツが多く幕府に献上するほどの松茸の産地であったらしい。ところが、例によってマツ枯れが始まって、公共機関は薬剤撒布をやった。周辺住民への健康問題も多く発生していたらしい。そして、やはり薬は効かずマツは枯れ続け状態。
で、市が始めたのが
「太田市のシンボルとして多くの市民に愛されている金山の赤松は、松くい虫等による被害により、毎年約 5,000本が枯れている現状にある。赤松は下草を大変きらい、いつも下草のない状態を保持することが大き な予防策とされているので、市民参加による赤松を守る運動として赤松管理オーナー制度を設置する。」
というマツの木のオーナー制度!
(登 録)
登録者には、東山公園(金山)の赤松1本(企業・団体等については複数本)にプレート(氏名・企業名・ 団体名)をかけて、管理する赤松を指定する。(活 動)
指定した赤松の周辺約3メートルの下草刈りについて、5月から9月頃の間に、登録者の自主活動として5回前後実施していただくものとし、各種団体等の主催する金山下草刈り等に積極的に参加する。(用具の無償配布)
下草刈り用の軍手・鎌については、登録時に無償で交付する。
わお。凄いぜ太田市。と思ってHPを調べてみたら「ただいま募集は休止しております。。。。」とある(こちら)。某所から横槍でも?
さて、いろいろマツ枯れについて調べてみると、足利の岩崎眞理さんという先生が最新の情報も入手しているし、炭撒きなどの実践もしておられるようだ。身近にこんな方が居られたとは。HPはこちら。
http://iwasaki-sumiyaki.com/index.htm
同HPの中から「太田市金山の炭撒きと土壌測定結果について」
http://iwasaki-sumiyaki.com/sokutei.htm
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ところで、5月29日に足利市民活動センターで私(大内)の講演が行なわれます(時間は13:00~15:30)。それまでにこのマツ枯れナラ枯れと大気汚染、そして対策としての炭の活用のことなどを、もう少し調べてみたい。
(現在小川先生の2冊目『炭と菌根でよみがえる松』を読破中。。。)
大森禎子先生のHPより「針葉樹はなぜ立ち枯れるか」
http://www.geocities.jp/teikooomo/shiyouju01.html
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