厨子の台座(テーブル)を作る


先日以下のように書いたテーブルづくりに着手。

またDIYの必要にかられている。新たにテーブルが必要になる。テーブルというよりも台座といったほうが正確なのだが。

それは作業机・仕事机ではないので、どっしりとした機能は必要ないのだが、なにか象徴的な意匠のようなもの欲しくなってくる。とはいえ、この部屋にちゃらちゃらした装飾は似合わない。ミニマルな感じでそれを表現したい。

上に乗るのは厨子なので、テーブルというよりも台座(祭壇)の性格を帯びる。天板は愛工房のフローリング材をつないで作ることに決めたが、その下の板の止め方・脚の作り方がモンダイだ。

以前作ったミニテーブルのように、下に角材を置いてビス止めし、その角材に沿って脚をつければ簡単なのだが、それではあまりに簡易的すぎて厨子とのバランスがとれない。

そこでヤマザクラの枝丸太を皮付きのまま、前脚2本に使うことを思いついた。これは存在感が強烈である。が、天板との接合をどうするか?

閃いたのは以前の餅つきで作った石臼台座の「井桁組み」である。木目のいい鴨居用の長材(断面30×40mm)が残っている。それを井桁に組んで接合部の芯に丸太の芯を合わせダボ止めする。これなら見た目も美しいし、祭壇としての象徴性が出せるのではないか。

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私の林業木造文化再生プラン


流れとしては。

1)四万十式作業道開設(4~5t・バケット0.25㎥のバックホーをリース)※

2)鋸谷式間伐の密度管理で間伐材を伐採(密度管理竿とチェーンソー)

3)作業道をフォワーダ(キャタピラ式の林内作業車)で幹線まで搬出※

4)幹線から軽トラもしくは2~4tトラックで搬出→小さな土場と工房で管理

5)簡易製材機で製材(移動式製材機 MIS-8000【石原式改良型】)

6)低温乾燥装置「愛工房」で木材乾燥

8)木材と漆喰を基調とした在来工法を中心に新築設計・施工

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