京都で能を観る


愛用の信三郎帆布バッグの肩ひもがほころびてしまい、修理を頼んでいたのだが、それができたので京都まで取りに行った。

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京都は群馬在住時代から、高松の行き帰りにずいぶん立ち寄っている。神社仏閣はもちろん町家建築からホンモノの伝統工芸やらシブい居酒屋もあるので、毎回楽しみで行く度に新しい出会いや発見がある。必ず立ち寄る店もいくつかある。

今回のもうひとつの目的は能楽を観ることだった。昨年、高松城址で「薪能」を見て能に魅せられた(こちら)。いずれ京都で、演目は「山姥」を観たいと思っていたら、ちょうど12月に観世音会館でその演目がある会があったので予約しておいた。全席自由で前売り4,000円である。

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本島へ


翌日は丸亀港から本島へ行こうということになった。私たちは約束の出船時間ぎりぎりに港に着いたのだが、ちょうど瀬戸内国際芸術祭の秋期最終土曜日であり、港には人がごった返しており、駐車場はだいぶ離れたところでその船に間にあいそうになく、N氏に先に渡ってもらうことにした。

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仙酔島の森林


古い町並みが残っている広島県福山市の鞆の浦(とものうら)に行ってみたいと思っていた。後で知ったのだが、ジブリの宮崎駿が「崖の上のポニョ」の構想を得た所で家を借りて滞在していた時期もあったそうな。

確かに、これだけ多くの古建築が現役で息づいている場所はもう日本にはないかもしれない、そう思わされた。天然の良港で瀬戸内の海流がここでちょうど2分されることもあり、古くから潮待ち港として栄えた。町の中は江戸期からそのままの坂の多い幅の狭い道路が錯綜している。で、幹線道路から隔離された地区なので、そのまま保存された(取り残された)のである。

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京都~西脇~加古川かつめし


龍神村~高野山を通って和歌山へ戻り、紀ノ川を遡って京都に立ち寄る。

鴨川には納涼床が出ていた。一度ここで豪勢に宴をやってみたいと思うのだが、やっぱり錦市場やデパ地下などで京のお惣菜などを買い込みホテル飲みw。

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安川渓谷を歩く


さて、あまりにも痛々しい人工林崩壊地の記事が続いたので、紀伊半島の名誉のためにも優良な自然を紹介しておこう。日置川源流の安川渓谷である。照葉樹林が残されている。所々に天然の針葉樹も配置され、一目見てその豊かな樹種の豊富さが解る。

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