カモミールティ、レッドレンティルのスープ


カモミールが咲いた。この花の匂いは独特だが、好きだな・・・。そういえば山暮らしの時代もよく育てていた。

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海の幸のスープ(5回目)、釜バター


Gomyoに持っていったハモの出汁を少し残しておいた。家で「海の幸スープ」を作ろうと思っていたからである。が、本当は鮮度からいえば昨夜に使い切っておくべきだった。赤エビも買ってあったのだが、昨晩はイベントで帰宅が遅くなったこともあり、ヒラの身にも手を出さず、またしても「冷やし中華」で簡単にすませてしまったのだ。

エビの鮮度落ちも早いので、もう止めておこうか・・・と思ったが、冷蔵庫からスープの鍋を出してにおいをかいでみたがそれほどでもない。僕は魚臭さには敏感で、ちょっとでも嫌な臭いがすると魚料理が苦痛になるのだ。

ストックに泡だてた卵白を入れて沸かして臭みを取る方法も知っていたが、ダメもとでそのまま作り始める。赤エビの頭と殻を外してそれで出汁をとり、右の魚のストック(ハモの出汁)と合わせるところからこのスープ料理はスタートする。

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蒸し豚、ファイトケミカルと野菜スープ、オーツ麦のパンケーキ


小豆島放牧豚の今月の部位のひとつ、モモ肉のソトモモ。外側に均一に広がった脂身を持っていて、これでハムを作ると絶品なんだとか。しかしはハム作りには塩加減と火通り、すなわち低温調理という難関が待ち構えていて、温度計をにらみながら長時間の茹で時間に付き合わねばならない。

いきなり塊肉でハムに挑戦するには素人にはハードルが高い。そこでやや小さく分割して蒸し豚にしてみた。塩と砂糖同量を肉にすりこんでラップして冷蔵庫で2時間。それを蒸し器で20分蒸す。臭み消しに上下にショウガとネギを置く。

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パルテノン片付け、おでん仕込み、魚醤で八宝菜


明日から3日間、アトリエにて「大地の再生/大内邸パート3」を行う。今回は草刈りや水脈メンテの他に「石積みと石窯づくり」をやるので、パルテノンの中の設置予定場所を片付ける。パルテノンというのは瀬戸内の海を望むその姿がパルテノン神殿を想起させるので僕が勝手にそう名づけて拙著『囲炉裏暖炉のある家づくり』のプロローグにも書いた。

ここはyuiさんの祖父が社員寮を建てるために基礎工事をしたのだが計画は立ち消えになってしまい、6本の柱とスラブだけが残され現在まで放置されている。ベベタ基礎の上に花崗土が厚く敷かれており、一部に当時の片付けの残骸が置かれたりしているが、広くて雨が避けられるので薪や残材などの保管庫になっている。

しかし中にはチガヤが一面に生えている。ここ2〜3年はそのカヤを刈ることもせず放置していたので、薪や廃材に枯れたチガヤが覆いかぶさって手がつけられない状態になっている。しかしネコたちにはいい隠れ家のようだ。

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