囲炉裏と縄文土器


「群馬の森」にある県立歴史博物館へ行った。僕らはここに来て一年ちょっと。車を利用して県内をかなり動き回り、なんとなく、上州というものの輪郭がわかりかけてきた。そんなタイミングで、この常設展示を見ることができ、とても面白かった。

すぐ入り口に囲炉裏の展示があった。そして順路は先史時代からぐるりと昭和まで回るようになっているのだが、僕らは間違って逆回りをしていた。

その後、新品石臼を探してホームセンターをいろいろ見る。でも、石臼は店内では「ウチはこんな本格的なものを置いてますよ」的な、「客呼びの商品」の置き方をされているようで悲しい。

囲炉裏といい、石臼といい、僕らは懐古趣味的なものではなくて、「新たな縄文」をかたち創る実質的なイメージを考えている。WEBをさらってみると、そんな人がまったくいない。しかし、ホンモノはパソコンなんかやっていないのかもな。

群馬で出土した縄文土器がたくさん展示してあった。囲炉裏の灰に埋め、熾き炭を活用して使っていたと思われる形態が面白い。自分で囲炉裏を使っていると、縄文人の気持ちがよくわかる。

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小イモ串刺し焼き


仕事打ち合わせの電話が来た。ななくさの個展がきっかけで、埼玉県主催の林業系のイベントでSHIZUKUが歌うことになったのだ。場所は川越市民会館。1200人入るホールだ。詳細はまた後で。

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石臼


雪の山景色が見たいのと石臼を探しに、渋川~伊香保方面へ。伊香保はけっこうな積雪があった様子。初めて行く階段街は雪が残ってちょっと怖かった。しかし雪山の夕景色はすばらしかった。階段の中間地点にあるなかなか渋いカフェで休憩。

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囲炉裏と灰と山林と


一日囲炉裏を燃やしながら、あれこれ実験したりする。僕も寄稿している『現代農業』最新号の灰特集がなかなか面白い。囲炉裏を使うと毎日灰まみれになるが、この灰というやつなかなかのスグレモノで、健康にも役立つらしい。灰というのは有機物が燃えてミネラル成分が残ったものだ。また、煙の中にも気化しやすいミネラルが含まれているという。灰を使った「あくまき」という郷土料理を鹿児島で食べたことがあるが、これは灰の成分を利用した健康食だという。灰を入れた入浴剤は疲れ知らずの身体を作るという。ということは、囲炉裏の灰まみれ生活は、なんと健康法にもなるではないか!

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野菜サラダ、秩父夜祭


朝、畑に出てホウレンソウ、ハクサイ、フェンネル、パセリを摘んで、それらすべてとカブのスライスを混ぜたサラダをつくる。材料は手で一口大に手でちぎり、水でさっと洗ってサラダスピナーで水きりする。ドレッシングはオリーブオイルとワインヴィネガーをベースに塩、醤油、バルサミコ、黒コショウ、そこに柚子の皮のスライスをパラリ。

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