畑初めのジャガイモ植え


ようやくイラストマップのラフが終わったので、今日はいよいよジャガイモ植え。まずは堆肥をフルイで振るって分解できていない小枝とか石やゴミをよりわけ、土嚢袋に入れて背負子で運び、畑にまく。畑は昨年秋に豆を収穫してからそのまま放置してあり、菜の花や様々な雑草が出始めているが、僕らはこれを耕さず、除草もジャガイモを植えるところだけ、という徹底自然農で行くことにする。畑の畝のくぼみに堆肥をまいておき、ジャガイモの種芋を土中におさめるときに、手で堆肥をつまんで周囲の土と一緒に埋め戻す。それだけ。種イモは半分に切って切り口に木灰をまぶしておく。

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「類推」と「直感」


昨日の畑仕事は予定よりだいぶ進んだ。今日は午前中だけ手伝う約束だが、それも早く終わった。ここに住む人たちにとって、ジャガイモを植えるということは、畑シーズンの始まりを意味する重要な行事なのだ。

「いやあ、ありがとう。オオウチさんたちのおかげで本当にうまくいった。一人というのは、二人の半分にはなれないね」

などと先生は意味深なことを言うのだった。

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畑手伝いにて


Y先生との約束で今日は先生の畑のジャガイモ植えを手伝う。相方と二人分の日当をいただいたのでしっかり働かねばならない。鶏糞をまいたり、雑草をことごとく排除するというY先生の畑作法は、ごく一般にみられるもので、農薬をまかないだけいいほうかもしれないが、僕らの目指す自然農のやり方とは異なる。それでも、この体験は貴重なものである。

斜面の畑では耕しながら土を上げていかねばならない。これが重労働なのである。それはいいとして、鶏糞をまくときがクサイ。辟易するたまらない臭いだ。そこに植えるときにまた臭いを嗅ぐことになる。自然の空気の中で土をいじり爽快な汗をかくはずが、この臭いの一点ですべてが楽しくなくなる。農業とはそんなものだ、と人は言う。しかし、本当にそうか?

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小イモ串刺し焼き


仕事打ち合わせの電話が来た。ななくさの個展がきっかけで、埼玉県主催の林業系のイベントでSHIZUKUが歌うことになったのだ。場所は川越市民会館。1200人入るホールだ。詳細はまた後で。

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ジャガイモ収穫


朝、畑へ出るとジャガイモがイノシシにやられていた。囲いは壊れていないのでどうやら水路を飛び越えたようだ。被害は少ない。掘ったところもけっこう食べ残しがあり、大きめのジャガイモが食べられることなく転がっていたりする。相方と相談し、結局この日に全部収穫してしまうことにした。

僕らは仕事を始めると、くぎりがつくまでとことんやってしまう。食事抜きで午後までぶっ続けで収穫完了。全収穫量は100kは軽くいってるだろう。かなり大きくなっているものもあったが、割れや虫食いはほとんど見られない。土寄せと後半に雑草を残したのが良かったのが、青焼けも数えるほどしかない。味もすばらしい。これでうまく貯蔵すれば来シーズンまで自家製で料理が楽しめそうだ。

しかし、雨上がりの畑で泥まみれ。疲れた!

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