瀬戸内アヒージョ


yuiさんがマクワウリの人工授粉を覚えたので着々と玉が出来上がり中。

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葉上にカエル発見。現在、わが畑は体長2cmくらいのアマガエルがそこかしこに目立つようになってきた。しかもみなお腹がぷっくり膨れている。盛んに虫を食べているようだ。

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今日はちょっと手抜きして、できあいのアジフライを買ってしまった。実はEの近くにMというスーパーがあるのだが、そこの魚屋のオヤジの仕入れがなかなかディ―プで、そこのアジを使っているとしたら美味いはず。で、予想通り美味かったのだ♫

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タコを茹でる


四国遍路をしているとき、港でタコを釣っている地元のじいさんを見かけたことがある。このぐらいのサイズだった。魚介に関しては値引き品は買うもんじゃないが、悪くなさそうなので購入。

東京に住んでいるとき築地で活きダコを買ってきて何度か調理したことはあるが、こちらのタコは初めて。まず塩で揉んでぬめりを取ります。

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本島へ


翌日は丸亀港から本島へ行こうということになった。私たちは約束の出船時間ぎりぎりに港に着いたのだが、ちょうど瀬戸内国際芸術祭の秋期最終土曜日であり、港には人がごった返しており、駐車場はだいぶ離れたところでその船に間にあいそうになく、N氏に先に渡ってもらうことにした。

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タコ、いわし天、がもう


市立図書館に行く途中に香川大学のキャンパスがある。そこの糸杉のような針葉樹が手入れ不足でツル植物のヤブカラシがどんどん上がってきて花をつけている。そこにアオスジゲハが吸蜜にやって来る。むかし描いた「クラフト紙シリーズ」の一つ「アオスジアゲハの夏」のような光景で、思わず写真に撮った。高松は街路樹に社寺にもクスノキが多い。アオスジアゲハはクスノキが食樹なのだ。

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春のタコ飯


朝、NHKテレビの『生活ほっとモーニング』という番組でタコ料理をやっていた。ちょうどタコ焼き用のタコが余っていたのでタコ飯を作ってみる。昆布と鰹節でダシをとり、酒、みりん、醤油、ショウガ(わりとたっぷり)で2mmくらいに切ったタコを入れて米を炊くのである。ここでも「五人娘」というナチュラルな日本酒をたっぷり使ってみた。

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生放送のこの番組では、炊飯は土鍋で炊いていたが、調理人が「電気釜で炊くよりもこのほうがずっと旨いですよ」と思わず漏らして笑ってしまった。スポンサーの影響の強い民放ではちょっと言えない×言葉だろう。

直火で炊くと旨いだけでなく、電気よりも時間が短縮できる。僕らは相変わらず羽釜+チビカマ+スギ薪で炊いている。庭先にミツバがたくさん芽吹いている。それを摘んで味噌汁をつくる。

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高級米+浄水器の水+電気釜の炊飯と、並米+山水+薪火の炊飯を比べるなら、後者のほうが絶対に美味しいと断言できる。日本人は水と薪の火という大切なものをいとも簡単に棄ててしまった。その代償はあまりにも大きい。そのツケは、まわり回ってタコの棲む海にまで影響してくるのだが。

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『現代農業』の連載「山暮らし再生プロジェクト」の中で料理をとりあげたとき、「川も海もダメになったら、最後の砦は山しかない」と書いた。これは全国各地を見渡してみて偽らざる実感である。その山すらも守れないなら、これはもう全員揃って破滅するしかないのである。