ささらを作る(その2)


ささらをもう一つ作ります。前回(こちら)はおひつの隅のご飯を取るためのものだったが、今回はもう少し長く、やや平たいタイプ。

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半割して・・・

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また半割と割っていく。

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内側の半分をへいだら、膝の上を滑らせて薄く削っていく。刃の方を固定して竹のほうを引いて削るのが竹ごしらえのやり方。

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表側も削る。凸の部分を削るわけだ。

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こうして透かせるくらいまで薄くしたら・・・

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裂いて1本1本ひごを作る。

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ささらとしてまとめたとき誤差がでないように、細すぎたものははじき、太すぎるものは削って調整する。

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今回は平たくまとめたいので、芯のスギ材は真円ではなく平たくする。

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真鍮の針金でしばっていく。

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軽く絞めたところで先端を揃える。

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2本で締め上げる。ペンチで引っ張ってからねじるのがポイント。

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先端をカット。

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木口に瞬間接着剤を塗ってヒートンをつける。

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先日のやつも瞬間接着剤を塗りなおしてヒートンをつけた。ボンドは水濡れには弱いようだ。

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2つできた小型ささら。

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今日のやつはこうして使う。暖炉の石の掃除用なのだ。

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何日かすると石に煤と灰がこびりつくので、定期的にステンレスタワシでこすっていたのだが、これで手を汚さずに済む。実によく落ち、使いやすくて大成功(写真の下半分が掃除を終えた箇所)。

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で、削り片はとうぜん囲炉裏暖炉の焚き付けへw。


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