ささらをもう一つ作ります。前回(こちら)はおひつの隅のご飯を取るためのものだったが、今回はもう少し長く、やや平たいタイプ。
半割して・・・
また半割と割っていく。
内側の半分をへいだら、膝の上を滑らせて薄く削っていく。刃の方を固定して竹のほうを引いて削るのが竹ごしらえのやり方。
表側も削る。凸の部分を削るわけだ。
こうして透かせるくらいまで薄くしたら・・・
裂いて1本1本ひごを作る。
ささらとしてまとめたとき誤差がでないように、細すぎたものははじき、太すぎるものは削って調整する。
今回は平たくまとめたいので、芯のスギ材は真円ではなく平たくする。
真鍮の針金でしばっていく。
軽く絞めたところで先端を揃える。
2本で締め上げる。ペンチで引っ張ってからねじるのがポイント。
先端をカット。
木口に瞬間接着剤を塗ってヒートンをつける。
先日のやつも瞬間接着剤を塗りなおしてヒートンをつけた。ボンドは水濡れには弱いようだ。
2つできた小型ささら。
今日のやつはこうして使う。暖炉の石の掃除用なのだ。
何日かすると石に煤と灰がこびりつくので、定期的にステンレスタワシでこすっていたのだが、これで手を汚さずに済む。実によく落ち、使いやすくて大成功(写真の下半分が掃除を終えた箇所)。
で、削り片はとうぜん囲炉裏暖炉の焚き付けへw。