藤岡の道の駅「ららん藤岡」でY先生の奥様がお茶たてのイベントをやっているので遊びにいった。奥様は裏千家の茶道に精通しており、道具も多数所有されている。赤い和紙の傘が美しい。たまには正装をと、ジャケットを着込んで行く。ところで、僕らが予告なしで3日もアトリエを空けたことを、先生たちはえらく心配していたらしい。恐縮してしまった。レストランで昼食をごちそうになる。
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麦草峠
朝からメチャ暑い。コペンの車庫を見に行くと、しっかり日陰に入っていて涼しい(当たり前だけど)。よかった! ここ3日ほど、炎天下に放置せざるを得なかったから、気が気じゃなかったのだ。畑で草とりをしているとアトリエの建物の方から「電話だよー」と相方の声がする。東京のT氏から仕事の電話だったが「コペン買ったらしいっすね。モスグリーンかぁ、いいなぁ」などとコペンネタもついて出る。
今日は早めにアトリエを出発してロングドライブしよう! ってわけだったのだが、朝めしはなぜか「手打ち蕎麦」というややこしいものになってしまう。乾麺がきれていたが、蕎麦粉と出汁だけはある。ネットで蕎麦打ちの要領を調べたわけだね。でも途中でめんどくさくなり「とにかく水でねって切って茹でりゃいいじゃん?」と粉モノ担当にゴリ押し。でもやっぱり、ぼそぼそに切れた田舎蕎麦風になった。
車庫完成
車庫づくりの続き。アトリエまで人力で担ぎ上げた部材(廃材角材ほか)を再び下げるのもばかばかしいんだけど、またしても人力で担ぎ下ろすのであった。廃材のストックの中には、トタンもあれば野地板に使える板もある。釘を抜けば、まだまだ使えるものばかり。割れたりしてダメなものは薪で燃やしてしまえばいいわけだし、抜いた釘だって曲がりを戻せば使えるのだ。
カトカラ
朝、NHKの朝ドラマ「ファイト」を見てからもぞもぞと起き出す。このドラマ、群馬がロケ地になっており、主人公の優の家は高崎にあるのだ。この退廃爛熟した末期的なテレビ文化の中で、ストレートの直球をズドンと投げてくる清々しいストーリーが良い。重要なキャストである児玉清さんは戦時中の疎開で四万温泉にお世話になったそうで、由紀さおりさんは桐生の生まれとか。
午前中は日記を書いたりして時間が過ぎてしまう。前日仕込んだヒヨコ豆のカレーと畑のダイコンのしらすおろしを食べて、昼からコペンの車庫づくりにかかる。
手巻き寿司
コペン3日目、午後からスーパー林道を甘楽に抜け、高崎を周遊してきた。ようやく慣れてきて、運転に余裕が出てきた。
夏の定番料理として僕らは「手巻き寿司」を発見してしまった。なぜ山暮らしの食卓で手巻き寿司なのかというと、まず薪で炊いたご飯が、寿司飯にしても最高なこと(酢と砂糖で仕立てます)。この季節、アトリエの庭先に植えた青シソが大量に確保できる。キュウリもよく貰う(アトリエ産は出遅れている)。これが具に最高! で、あと町に降りたとき、安いマグロの一さくも買えばよい。それから、つつむ海苔も炭火で焼くのはもちろんだ。青シソがすばらしい味のアクセントなのだ。