3/15に桐生を出て四国高松のyuiさん実家の一室を借り、ネットを引かせてもらって新著を仕上げ、その他連載イラスト原稿や飛び込みの原稿を仕上げつつ、ソーシャルメディアで原発の放射能汚染のニュースを追い続け、新著の発行を待ちながら桐生へ帰る時期を考えていた。
4月になって借家を管理している不動産屋さんから「契約更新時に土地と家屋の購入を検討してほしい」という電話が入った。5月で借家の2年契約が切れるのだが、次回更新時に購入という条件になり、資金のめどの立たない私たちは引っ越しを考えざるを得なくなった。
(※初回契約時から「将来は土地家屋を購入するという方向で」と提示されていたのですが、私たちはあまり意識していなかった。前回の文面では誤解を招く表現であったことを謝罪いたします)。
『ドゥーパ!』の連載を早めにアップして、突然やってきた『ビーパル』の仕事を書き上げた後、5月19日に私たちは引っ越しのために群馬へ戻る旅に出た。
高松の目抜き通りにあるクスノキははや花が咲き香しい匂いを放っている。