琵琶湖博物館〜たむたむ八日の市〜Yさん宅


戦後の昭和期、アマチュアによる蝶の生態解明が次々と成されていたとき、ヒサマツミドリシジミ(Chrysozephyrus hisamatsusanus)は日本で唯一生活史の分からない蝶であり「生態不明の最後のゼフィルス」と呼ばれた。当時、京都花背の杉峠がその産地として著名で、ゼフィルスはナラやカシの類(学名Quercus属)を食樹とするものが多いが、ここではなぜか杉の木に飛んでいて、それが食樹の発見を遅らせた原因でもあったそうだ。

琵琶湖博物館のヒサマツミドリ。裏展翅の個体が永源寺産(採卵飼育品)

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薪火と遊ぶワークショップ@琵琶湖”hachiyado339″


前夜は講座終了後の矢野さんと守山付近で11時過ぎまで打ち合わせし、湖西のワークショップ会場である大津市の八屋戸へなんとか同じ日付に着いた。主宰の至さんらにスライドをざっと見てもらい、ワークショップの流れを確認した。ちょっとだけ日本酒で乾杯して、古民家の和室に泊めてもらった。

翌朝、茶粥の朝食をお野菜や琵琶湖のコアユの甘露煮などといただく。水がいいせいもあるのか、これがすばらしく美味しかった。

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大地の再生ライセンス講座@琵琶湖・川端のある家/2日目


近江八幡のカバタのある家2日目、昨日は家の前庭周辺の手入れだったが、今日はいよいよ水路と裏山にも手を入れる。昨日の雨もすっかり上がって爽やかないい天気。

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大地の再生ライセンス講座@琵琶湖・川端のある家/1日目


沖島の講座を終えて、残り2日間は近江八幡市内のOさんの古民家で行われる。講座中2泊の宿泊場所もその古民家をお借りして、夜はプロジェクターを使った座学も行われた。座学は矢野さんの基本的な講義に加えて、古民家周囲の地形や歴史に詳しい地元の方のレクチャーがあった。

今回のコーディネーターである東近江在住のやっちゃんが琵琶湖の大型地図を作ってきた。そこで子供たちに琵琶湖クイズをやるなど前座も盛り上がったのだった。

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大地の再生ライセンス講座@琵琶湖・沖島


高速道路が琵琶湖の東側に入ると、まず近江富士とも呼ばれる三上山が見え、高速の出口から琵琶湖畔に近づくと対岸の比良山地の連なりが見えてくる。その上部は冠雪しており、ここが日本海側の季節風の影響化にあることを教えられる。

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