ひね薪の薪割り、焼きサバのサンド


囲炉裏暖炉の薪が足りなくなると薪割りを始める・・・という自転車操業状態が続いている。

いまウチにある薪は近所の土建屋のオヤジさんさんが伐採丸太をタダで運んできてくれたものなのだが、薪ストーブ用に割りやすい所を採った残りなので二股、曲がり、節と枝だらけ・・・、といったひねモノが多い。

これは先日バターナイフやマドラーを作った原料のクリである。虫食いもなかり入っており、割ったら中からキマワリなど冬眠中の甲虫が出てくることもある。

これはサワラかヒバか・・・針葉樹で、垣根にしていたような木だろうか。曲がりや枝分かれがたくさんある。チェーンソーを使うには細いので手ノコで枝を切り分け、割れそうなものはオノで割る。

白い材質の広葉樹。枝のつき方が輪生なのでミズキか? 太い枝の付け根をブロック状に切ってはいるが、ここままでは囲炉裏暖炉で燃やせない。かといってクサビでも刃が立たないわ。チェーンソーを使うしかないな・・・。

それでもなんとか割れたものは板状になるので、さらに小割りにする。いま、焚き付けの薪が少なくなって困っているのだ。

こんなとき右側の「横オノ」がたいへん役に立つ。

B級薪は割るにもテクニックが要る。しかし、ひねた薪は燃やすにも味わいがある。今日は燃える薪に不動明王が見えた。

もらった干物のうち、サバは意外や脂が少なくさっぱりしていた。熾炭がたっぷりできたところで「ワタシ」を使って焼いてみた。あらかじめハケでワタシに油を塗っておくとくっつかない。

ワタシのことを書いた過去のブログ記事を紹介しておこう→こちら。そしてこのワタシは今から11年前に秩父の金物屋で手に入れたものである。買ったときの記事は→こちら

パンもこうして焼ける。ワタシは囲炉裏に特化した脚付きの金網で、灰の上で使うに大変便利なものである。しかし、現在はまったく作られていないし、骨董的価値がないのでボロ市などでも手に入れるのが難しい。

焼いたサバの干物はご飯で食べた残りを、ほぐしてマヨネーズで和え、パセリ・タマネギのみじん切り、ニンニクのすりおろし、レモン汁、塩コショウでサンドイッチにしてみた。

これがめっぽう旨いのであった。

丸元淑生の「アジのマリネ(ピクルス)」を思い出した。北モロッコの郷土料理だそうで、この他にクミンが入っている。うん、これにもクミンは合うかもしれないな。

山で作った「アジのマリネ」の記憶がよみがえる・・・

ヘルシー料理三昧

アジのゆくえ


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