ヘルシー料理三昧


大豆もやしの要領で、小豆もやしもできる。同じく蒸して食べる。ほのかに甘く調味も何もせずそのまま食べられる。んー。この味は実際に食べてみてもらわねば解らんだろうなぁ。コクと旨味があってついつい手がのびる。ザルとビニール袋があれば誰でも明日からでも簡単に作れる。

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前橋の巨大ショッピングタウン「ケヤキウォーク」の1階『KALDI』でスプリット・ピーを売っているのを発見した。乾燥エンドウ豆だが、水で戻さなくても調理でき、早く煮えるので便利な豆だ。ひたひたの水で煮てサラダにした。これで材料費は100円くらいだ。

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イタルさんが小さいサトイモを持ってきてくれたので、鰹節と昆布に酒と醤油の出汁で煮た。

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その出汁でひじきと油揚げとニンジンの煮物。本物の出汁を使うと、スーパーのお惣菜で売っているものと似て非なる味わいになる。すごく薄味なのだが、深い味があるのである。すなわち、ひじきはひじきの味がし、ニンジンはニンジンの、油揚げは油揚げの・・・。出汁のしみた油揚げはまったく美味い。

これは削り立ての鰹節あってこそ。なぜなら、鰹節なら思い立ったときすぐに最良の出汁がとれるからだ。煮干しだとこうはいかない。前の日に浸けておいたりとか面倒だ。だいいち煮干し買い置きは保存が容易ではない。酸化しやすくすぐに味が悪くなる。鰹節は常に削った分だけ新鮮な出汁素材を使うことができる。まったくすばらしい先人の知恵だ。

そのためにはいい鉋と削り方が大事で、平たくぺったらに削るとよほどのいいい鉋で刃や台が完璧でないと削りにくくなる(なにしろ本物の鰹節はヒノキの節と同じくらい硬い)。鉛筆を削るような曲面をつくりながら削ればいいのだ。ネットで鰹節と鉋を買うなら僕のイラスト解説が同封されるここがオススメだ。

※東京上野「伊勢音商店」http://www.iseoto.com/

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3日前に作った「アジのマリネ(小魚のピクルス)」。

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「料理を音楽にたとえれば、この料理はまさに名曲である。何度食べても飽きず、食べるたびによろこびが湧く。冷蔵庫で何日か保つので非常に助かる。ご飯にもパンにも合い、すばらしいサンドイッチになる」「ここではアジを使ったが小魚ならば何を使ってもおいしくできる。スペインにも似たような料理があるようだが、北モロッコの郷土料理で、このレシピはレイーヌ・F・デイの『キッチン・イン・カスパ』に拠っている」(『丸元淑生のシンプル料理』講談社,1993)

キヌアを入れてご飯を炊いた。キビに似ているが、豆・イモっぽい香りがして美味しい。いま自然食品店に行かなくとも、普通のスーパーでこんなものが売っているのだ。

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