紙芝居ライブはアートなのだ


朝、地元紙の上毛新聞に個展と紙芝居ライブの案内が掲載された。記者さんがみずからの感想をまとめてくださったかのようないい記事が嬉しい。写真は入り口通路壁の絵地図作品。

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個展オープニング


いよいよ個展開始。早々に思わぬお客様が来られて楽しいひとときを得る。高崎商工会から取材申し込み。上毛新聞記者からも電話が入る。さすがに高崎中心街のギャラリーだな。

それにしても、棗の建物とその古材の圧倒されるような存在感、空間の締まり、ここじゃヘタなものは飾れないな・・と感じてそれなりの準備はしたつもりなのだが、実際作品をもってここに来ると、展示するものにとって最初かなりの重圧感がある。重厚なものに重厚なものをぶつければ簡単ではあるが、僕らのやりかたはそうではないだけに、より大変なのだ。

それでも前日の搬入をなんとかやり遂げ、今日は早めに会場に着いて最終仕上げをした。オーナーの平野さんが野草を飾ってくれて、画竜点睛をみた、という感じだった。

ふう、個展はまったくいつも大変だ。でも、苦労するだけのことはある。大きな扉を開けるかのような・・・・新たな人との出会い、新たな自分自身の発見。今回はいつもより寡黙な飾りかたである。が、たっぷり内容を詰め込んである。日本茶を飲みながら、どうかそれをゆっくりゆっくりひも解いてみてください。

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個展準備!


さてさて、いよいよ明後日から高崎「棗(なつめ)」で個展が開催される。今回のテーマは「古い町、山の水、なつかし物語」。新作に2点のオブジェと群馬の古建築を4点描いた。原画は相方の表装でギャラリー内に展示される。もともと布や和紙が好きな相方は表装にすっかりはまってしまったようだ。棗には立派な床の間が2カ所あり、大型の表装にも挑戦しているのでお楽しみに。さて、以下が僕の新作絵である。

まずは個展案内にも使った伊勢崎の時報鐘楼。レンガ・コンクリートづくりの塔で、昔は頂上にある鐘を鳴らして時報となり、伊勢崎の人々に親しまれた。

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個展準備カンズメ中/ネットの中の鋳物カマド


いや~、すっかりごぶさたである。お気づきのように、6/16開始の高崎個展の追い込みでカンズメ状態なのである。僕も相方も、髪振り乱して制作に没頭しているのであります。

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スケッチ、九輪草の晩期


昨年から保護しているクリンソウが開花後半となり、本当に「九輪」のような様相を呈している。昨年も少しは見られたのだが、今年のさらに大型になってきて壮観である。「九輪」とは五重塔などの先端に飾りとして付けられている金属の棒状のものだ。その環の重なる感じが似ているところがクリンソウの名の由来なのだ。環を描いて咲きながら、次々と上に伸びつつ咲き続けていくのである。

最初の環の開花があってそれを描いたのが5/11だから、およそ一ヶ月咲き続けいま6輪まで来たところである。今日はちょっと大きめの水彩紙でイーゼルを使ってじっくり取り組んで描いてみた。鉛筆線を終えたところでにわかに雨振りの様相になったけど、なんとか持ちこたえて彩色まで描き上げることができた。ほっ。

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