林道のDVD


意外に涼しいので、草刈りしたり外で本を読んだりする。午後から、9月の「ららん藤岡」で行なう個展のポスターデザインをする。相方のクラフトの新作写真を載せたいので、1点だけ先行して作ってもらう。

四国の高知県四万十町の田邊さんと電話で打ち合わせ。8月上旬、関東で田邊さんらが作業道づくりをするのでその取材の段取り。先日、編集部経由で、九州森林管理局『壊れない低コスト路網の実現に向けて』というDVDと冊子を入手。よくできている。が、これだけでは「とても自分ではこの林道はつくれないな」という気がしてくる。

その最も重要なエッセンスの表現が抜け落ちているように思える。それにしても、なんとも大胆不敵、独創的な道作りの手法だろうか。一方で、なぜこの方法に気付かなかったのか? という気もしてくる。日本の気候風土を逆手にとった、とも言えるのだ。ともあれ、ここに気付かないと、魂の抜けた林道づくり・森づくりになってしまうのだ。

それを文とイラストの力で表現しなければ、と意欲が湧いてくる。


クリの木とKさん


前日の石垣の崩れをイタルさんと直しにいく。といっても、チェーンソーで枯れ木を裁断し、土を除けて、石をどかしておくだけだ。やや高さがあり、これを本格的に積みなおしたらかなりの労働になる。所有者が不在なのだからどうしようもない。

しばらくぶりでチェーンソーを動かしたので、ついでに約束していた神流町のクリの木を取りに行くことにする。前の日記に書いたが、ニホンミツバチの巣にする樹洞をつくるのに最適なクリの倒木を貰えることになっていたのだ。

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梅雨開け


朝、外に出ると空気の感じがちがう。からりとした涼やかで芳しい風が鼻をかすめる。
(あっ、梅雨が開けたな!)
と思った。

嬉しくなって、カマを持ってすぐ畑へ出た。1時間ほど草刈り。陽が差す前は汗がどっと出ることがない。

庭のヤマユリがまた花開いた。それにアゲハ類が次々とやってくる。オナガアゲハがユリの黒い羽に赤い花粉をまぶしている。

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ヤマユリ咲いた、オオムラサキ来る


今年はヤマユリの株がずいぶん増えた。地中に眠っていたものが、草刈りで息を吹き返したのかもしれない。が、つぼみの多さに期待をしつつも、なかなか開花しなかった。花咲けばふくよかで高貴な匂いが流れてくる。これがヤマユリのすばらしいところであり、球根がまた食用になるというおまけ付きだ。

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タイ風お粥、地蔵の湯


ジャガイモをひたひたの水で茹で、それに鰹節の出汁を足して、夕べのハンバーグの材料の残りをミートボールにしてスープの中へ。ハーブはセロリとネギとフェンネル。冷やご飯も入れて焚き火でぐつぐつ。

ここで薬味酢をつくる。つぶしたニンニクと青唐辛子のスライスにお酢を入れ、手で押しエキスを酢に滲出させる。できた粥にこれをたらりとかけると、一気にタイ風になるのだ。うーん、辛いが旨い。

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