自家製わさび漬け


ワサビが伸びてきたので花のつぼみのある茎を摘んだ。三杯酢にするのも旨いが、今日は酒粕でわさび漬けをつくる。なんたってこの冬は自家製ドブロクづくりにハマってたもんで、冷蔵庫の中には酒粕がたっぷりある。

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山村のコンクリート


午後、イタルさんがやってきた。

「オオウチさんとこの庭のザリ、貰えねえかい・・・」

ザリって何? と思ったが、よくよく聴いてみると、コンクリートを打ちたいので骨材の砂利(ジャリ→ザリ/群馬の訛り?)が必要、ということらしい。

工事現場はアトリエのコペン駐車場のある道(イタルさんも日常使っている)。その割れ目を直したいということらしかった。へこみは電柱の工事の人が作ってしまったらしいが、実は数ヶ月前から、穴の陥没がやや大きくなり、心配していたところだった。

で、その穴にコンクリ-トを打って塞ぎたいのだが、セメントは水で練っただけでは強度が弱い。その中に砂と小石(ジャリ)を混ぜるとコンクリートになるのである。

イタルさんの言う「庭のザリ」というのは、アトリエに隣接するイタルさんちの下屋の雨排水が、一部ウチの庭を伝って石垣から落ちる(染みる)ようになっているのだが、その溝をいっしょに掘ったこときジャリが多く出てきたのを、イタルさんは覚えていたのだった。

「今日は出かけるのかい?」

「手伝いますよ」

山村では突然仕事が始まるのだ。コンクリートの打ち方を覚えるいいチャンスである。

イタルさんはこの地で養蚕と農業で暮らしてきた人だが、出稼ぎで土木工事に出たときもある。だから、現場仕事はとても詳しい。山村の人たち(7~80代の老人たち)は、身の回りのことは木こりも土木工事も大工仕事もほとんどこなす。凄いことである。

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高山社と群馬の養蚕


1/23、「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産暫定リストに選ばれた。製糸場のある富岡市ではお祝いに市民3000人の提灯行列が行なわれたとかで、富岡でこんな提灯行列は戦時中のシンガポール陥落以来という騒ぎだったらしい(笑)。

築100年の養蚕民家に住んでいることもあり、僕らも引っ越し早々この建物のルーツや群馬の養蚕の歴史、桐生の織物について学び始めた。高山社の養蚕法については旧ブログ日記「木の机」に、富岡製糸については同じく「シルクハット」に書いたが、その高山社もまた世界遺産暫定リスト「絹産業遺産群」の中に含まれている。

市報で高山社に関する講演と見学会があることを知り、昨日と今日の2日間行ってきた。昨日は藤岡歴史館で松浦利隆氏(県新政策科世界遺産推進室長)の講演「高山社の創成期について」。今日はその創始者である高山長五郎の生家と、お隣埼玉県児玉町にある競進社の模範蚕室の建物(県指定重文)をマイクロバスで巡る小ツアーだった。

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乾燥コンニャクづくり


隣の庭でイタルさんがなにやら作業を始めた。
箕で豆を選り分けていたりすると音で解るのだが、今回はコンニャクイモを切っているのだった。

コンニャクイモは生では貯蔵できない(寒さに弱い)。周年コンニャクをつくるためには、乾燥して粉にしておく。市販のコンニャクはほとんどこの粉からつくられる。

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サツマイモどぶろくを造る


常々「趣味のどぶろく」を造ってみたいと思っていた。もちろん手間も日数もかかり、温度管理だとかが面倒くさそうなのだ。が、梅酒の瓶が空いたことだし(飲んでしまった)、連載中の雑誌『現代農業』にはこの季節になるとやたらと酒づくりの記事が載っていて、気になって仕方がないのであった。

記事によれば米だけじゃなくて、ジャガイモやサツマイモでもどぶろくが造れるらしい。そこで、友人から貰ったサツマイモが余っていたのでこれでやってみることにした。ほかに材料は市販の麹「みやここうじ」(200gで350円くらい)、ドライイースト、黒砂糖+白砂糖、水。ヨーグルトもちょっと入れるといいらしいが、省略。

まず囲炉裏でサツマイモを蒸す。皮はついたままでいいそうだ。

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