曲づくり


寒い曇りの日。僕は囲炉裏部屋で曲づくり。相方は和室で表装の仕事。今回の高崎個展のための仕事である。新作紙芝居『神流川なつかし物語』を披露する予定なのだが、そのエンディングテーマを作っている。紙芝居ライブを始めてからこれまで4曲作ったが、5曲目の今回は、ボサノバの曲でキーはなんとE♭。だからギターの指運はすべてハイ・コードで動いていく。まあ、この日のためにボサノバのコードを徹底練習してきたようなものだ。

僕の曲づくりはメロディと詩が同時進行していく。もやもやと詩のイメージが湧いてくると、それを頭の片隅に置いておく。メロディは不意に生まれることがあるので小型カセットレコーダー( アナログですなぁ)を常に携帯している。

しかし、結局は「個展&ライブ」という締め切りに追いつめられて、ギリギリの緊張感から音と言葉が生まれてくる。それをギターのコードで繋いでいく。コード進行を先行させて、それに旋律をあてはめていくこともある。

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夢プランライブ


埼玉県滑川町にある国営武蔵丘陵森林公園で行なわれた「夢プラン 21世紀 きらり☆夢コンサート」に出演してきた。きっかけは企画者のTさんが僕らのCDを聴いてくれたことによる。TさんがCDに出会ったのは、鶴ヶ島で行なわれた僕の講演でだった。このコンサートは今年で3回目だそうで、環境や福祉をテーマに、音楽から朗読、踊りなど様々な、プロ・アマ混交の、個人・グループの出し物が演じられる。

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ジルベルトが来た場所


天ぷらの残りでお茶漬け。かるく炙った天ぷらを小さく切って醤油だしをかけ、冷や飯を蒸し器で温めたご飯を茶碗に盛りその上にのせる。ワサビ、ネギ、ゴマをさらにのせて、煎茶を回しかける。余り物だけど、ワサビは擂りたてだし、ネギは畑直行。ゴマも煎りたての擂りたてだ。鳥の声を聴きながら、焚き火の暖かさと香りを楽しみながら、庭先で食べる。こんなものが、なんて美味しいんだろう。

昨日、僕らは銀座と丸の内を後にして、六本木ヒルズを見にいった。東京の中央部は凄まじい車と人の群れ。自然のかけらもなく、人々は携帯電話にせわしく話しかけている。都市緑化の話しも、東京都が花粉症対策にスギを皆伐する話しも、この景色の前では虚無に感じてしまう。焼け石に水どころではないのだ。

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五日市高校ライブ~銀座へ


今年で三回目。東京都立武蔵五日市高校での「総合的な学習の時間/地球環境ガイダンス」の講師ということで、森林についての講演と紙芝居ライブをやってきた。いつもは日の出町「きりんかん」の杉村さんといっしょに講演するのだが、今回は僕らだけ。ということで、紙芝居ライブだけでなく画像を用意しておいた。

アトリエを朝5時に出発。青梅で朝食をとり、五日市高校に着いて先生方にご挨拶をし、打ち合わせをする。生徒さんたちは、講演を聴いた後に、刃物を使う山仕事の体験をするわけである。少々過激な企画だけに心配されていたようだが、西多摩の森林ボランティア・リーダーたちの協力もあり、順調に根付き始めているとのことだった。学内にある「こだまホール」なる木の壁や丸太椅子や、生徒さんたちが自ら作った調度品が置かれた手作り空間も見せていただいた。

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カタクリに呼ばれて


埼玉県神川町の「カタクリの花まつり2006」にSHIZUKUが呼ばれてタマリン紙芝居をやってきた。埼玉県とはいっても場所は鬼石町の隣の旧神泉村の一角。ゴルフ場敷地に近い飯盛山(別名:大神山)のすぐ下である。ステージから見上げるとその山頂の木々が見える正面。かつて僕も相方もこの山をモチーフにして個展作品をつくったことがある。縁を感じた。しかもステージの司会は近所の林業家Aさんの娘さんで、彼女とは僕らが主催した東京でのイベントで会っていたことがあるのだ。

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