虫と野菜


朝、僕はネットを立ち上げて日記書き。しかし、ブログ形式になって日記をアップするのが実に楽になりました。PCの世界は煩雑な事務処理がどんどん短縮化される方向に進化をしている。アドビが『Creative Suite2』という総合ソフトを発表した。Mac派の僕がちょうどOSを10に切り替え、グラフィックソフトを一新するまさに絶妙のタイミングである。

ハーブ畑の手入れに行っていた相方、イタルさんからスナックエンドウをゲットして帰ってきた。二十日大根(赤カブ)ってサラダのお飾りという印象ですが、これが採りたては実に深い甘みと辛さがあってウマい。スナックエンドウはこの集落の畑の定番らしく、皆つくっているようだ。グリーンピースみたいなんだけど、皮まで食べれてその甘いこと。もちろん、中の豆だけを食べるともっと贅沢で美味しい。実験的に蒔いておいたテンティル(レンズ豆)が発芽したので畑に移植した。

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雑草のちから


肥料を施しても、それが雑草に取られてしまったら損。それで排除するわけか・・・。だけど、雑草の混在する畑が正しいように思える。モンダイは「作物は自らの根っこで天然の養分を探しにいく」そう考えられるかどうかにかかっている。雑草を残すのを容認しはじめると、これのほうが自然なのではないかと思えてくる。作物以外の草を徹底的に排除するというのは、どう考えても異常なことに思えてくる。

いま、『妙なる畑に立ちて』に書かれた方法で、作物の成長を阻害する雑草だけを取るようにしている。作物にご接近している雑草は「引っこ抜く」のではなく、付け根をカマで刈り取って、それをその場所に横たえておく。多分、このほうが作物の根を傷めずにすむのだろう。甲虫がたくさん見られるようになってきた。畑にはナナホシテントウがとても多い。

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クワの実、昔の話を聴く


イノシシが気になり、早朝から見回り。またジャガイモが2カ所掘られている。しかし派手な掘り方ではなく、しかも食べ残しが今回は2個転がっている。変な奴である。いま畑のジャガイモは一株に何個くらい、どのようなサイズで付いているのか調べようと、大きめの株を選んで初のジャガイモ掘りをやってみた。大きいのは2個、あとはまだ小さな小イモ状態だった。最初にし尿を捨てた穴の近くに春先、菜の花が出てきたので興味深く見守っていた。それは周囲の菜の花よりも濃い緑色をして、かなり大きく育っていった。種を結び、いま倒れかかっているその株に、アブラムシやカメムシなどがびっしりと付いている。窒素分の多い肥料を施すと「濃い緑色」になり「虫害を呼ぶ」というのを目の当たりにした思いだった。

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フキとチャーハン


Y先生やイタルさんの指導のもと、ド素人の僕らが見よう見まねでやってきた畑仕事。それは敷地の整備と歩調を合わせて進んでいった。なにしろ、2年ほど放置された場所だから、雑草・灌木刈りから始めねばならなかったのである。小石の多い傾斜地の畑という特殊性に加えて、この畑敷地がかつてどのような使われ方をされたのか? という問題もある。

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森のちから、ウドカレー


仕事が忙しいのか珍しくY氏がやってこない。午後からY先生のお見舞いに藤岡に行くことにした。お土産はウドの味噌和え、とウルイの胡麻和え。ウルイとはユリ科のオオバギボウシの若葉(芽)のことである。アトリエ敷地にあまりに密集してはびこったギボウシを整理(間伐)していたのだが、食べるには大きくなりすぎだが、柔らかそうなところを茹でて胡麻と出汁醤油(自家製)で和えたのだった。ぬめりのある食感が独特。ウドは下部の茎の皮を剥き、中の白いところを細い乱切りにして味噌で和える。香り高くすばらしい逸品。せっかくなので神川の「日本のうえん」Hさん宅にもお届けし、卵を買う。

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