所用で関東を廻って、京都でyuiさん運転の車に合流し、和歌山へ。
熊野、ひさしぶり♬。ヒノキが枯れていた。今年は雨が少なく、乾燥でキクイムシが入っているらしい。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
所用で関東を廻って、京都でyuiさん運転の車に合流し、和歌山へ。
熊野、ひさしぶり♬。ヒノキが枯れていた。今年は雨が少なく、乾燥でキクイムシが入っているらしい。
今年の熊野の森ネットワーク・いちいがしの会、総会での講演が熊野在住の作家、宇江敏勝氏だというので聴きに行ってきた。
宇江さんの本は新宿書房から全集が出され(こちら)、いまは自宅で畑をしながら小説を書いているそうで、精力的に活動中である。
ベイマツのことをを調べてみると広島にある中国木材(株)という会社が引っ掛かってくる。業界では有名で早くからKD材(人工乾燥材)を供給しているらしい。また福山市には東洋木材(株)、東亜林業(株)という会社があって後者のHPには「ワシントン州から32,000トンの船に乗って1年に9回運ばれ、松永港に水面貯木される」というようなことが書かれている。どうやら瀬戸内の港はベイマツの一大集積地であるようだ。
北米大陸で育林されている人工林ベイマツ。50年サイクルで伐採し、樹高40mで胸高直径が60cm。
これに比べ、日本に拡大造林時に植えられたスギ・ヒノキは現在ちょうど40~50年生になっているものの、間伐不良林ではヒノキの胸高直径など20cmしかない林分もあり、スギにしてもほとんどが30cm以下。
しかし人工林のベイマツは単純計算で年輪幅が6mmもある。これで強度が出るのだろうか? ちなみに、鋸谷さんと私の本の中では平均4mm幅以下の年輪を推奨している(強度間伐による太り過ぎを枝打ちによって抑制する)。
曲げ強度の指標として「ヤング係数」というのがあるのだが、