ジャガイモをひたひたの水で茹で、それに鰹節の出汁を足して、夕べのハンバーグの材料の残りをミートボールにしてスープの中へ。ハーブはセロリとネギとフェンネル。冷やご飯も入れて焚き火でぐつぐつ。
ここで薬味酢をつくる。つぶしたニンニクと青唐辛子のスライスにお酢を入れ、手で押しエキスを酢に滲出させる。できた粥にこれをたらりとかけると、一気にタイ風になるのだ。うーん、辛いが旨い。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
ジャガイモをひたひたの水で茹で、それに鰹節の出汁を足して、夕べのハンバーグの材料の残りをミートボールにしてスープの中へ。ハーブはセロリとネギとフェンネル。冷やご飯も入れて焚き火でぐつぐつ。
ここで薬味酢をつくる。つぶしたニンニクと青唐辛子のスライスにお酢を入れ、手で押しエキスを酢に滲出させる。できた粥にこれをたらりとかけると、一気にタイ風になるのだ。うーん、辛いが旨い。
エンドウ豆が少しできたので肉じゃがに添えてみた。その右は鰹節と昆布の出しガラで作った佃煮。左はトウガラシ味噌。畑の青トウガラシを薄い輪切りにして味噌と醤油で和えたもの。
今年は四国取材で時間を使ってしまい、畑や敷地の手入れが遅れているので尾瀬キャンプへ行けそうにない。日帰りで草津白根山へコマクサを見に行くことにする。日本有数のコマクサ群落地であるらしい。帰りはもちろん草津温泉で汗を流すのだ~。
草津の温泉街を抜けて登山口のレストハウス駐車場へ向かう道は、すでに硫黄の臭いがして「危険のため駐停車禁止」の立て札がある。そんなわけで高い樹木がないので、なんとも日本離れしたダイナミックな風景の中を、コペンを走らせていく。途中からオープン走行を楽しむ(コペンはボタンひとつで屋根がトランクに格納され、運転座席に座ったままオープンカーに変身するのである)。
駐車場から登山靴に履き替え、いちおう傘を持って出発する。弓池にはワタスゲの群落、途中でクジャクチョウやミヤマモンキチョウに出会う。後者は和製ブルーベリー「アサマブドウ」を植樹とする高山蝶だ。リフトで時間を稼いでコマクサ群落のガレ場へ一気に登る。ところで駐車場は400円、リフトは350円となかなか良心的な値段だ。
四国の古民家には中二階という構造が見られる。最初、2階の窓がやけに小さいので不思議に思っていたのだが、2階は物置であって、屋根と一階天井の空間を大きくとることで夏の暑さをしのぐ工夫なのだ。その下にまた軒を出す。この構造だと家も乾きやすく、長持ちするだろう。徳島には茅葺きが多くみられるが、現在はほとんどトタンをかぶせてしまっている。Tさんも以前はこのタイプの家で、囲炉裏を使っていたそうだ。
また農家の納屋に煙り抜きの小型屋根がみられるものがあって、なかなか可愛らしい形なのだが(舌写真)、これはタバコ葉の乾燥のために中で火を焚いていたのだそうだ。
高知の林道取材に向かう前にどうしても立ち寄りたい場所があった。愛媛県新居浜市別子にある住友林業の社有林である。昨年の旅では時間がなくて見れなかったヒノキの天然林や長伐期施業の見本林を見ておきたい。でも行く前に食べておきたい讃岐うどん。お目当ての地元密着型老舗は休み。そこでカーナビでセルフの店をみつけて、イカ天付きぶっかけと普通のきつね。これでしめて520円♪
“林道取材、西へ3.(別子フォレスターハウス)” の続きを読む