今日はちょと変わった角度から2階のフロアーを撮影してみる。
手前の黒は階段手すり(アイアン製)。対角線に台所がある。キッチンコーナーはスギ板が方向を変えて張ってあり、天井は低くして小屋裏収納をとってある。ただし台所の上だけは勾配天井のままにして、梁が見えている。
この梁がデザイン的に非常によく効いていて、空間の格調を上げてくれた。金具が見えるのは嫌なので羽子板ボルトではなく引き込みにしてある。だから金具が見えているのは火打梁だけ。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
今日はちょと変わった角度から2階のフロアーを撮影してみる。
手前の黒は階段手すり(アイアン製)。対角線に台所がある。キッチンコーナーはスギ板が方向を変えて張ってあり、天井は低くして小屋裏収納をとってある。ただし台所の上だけは勾配天井のままにして、梁が見えている。
この梁がデザイン的に非常によく効いていて、空間の格調を上げてくれた。金具が見えるのは嫌なので羽子板ボルトではなく引き込みにしてある。だから金具が見えているのは火打梁だけ。
前にも書いたが、ドアや引き戸など建具は、その家の雰囲気を左右するとても重要なパーツである。
本物の木製建具を使いたいのは山々だが、カタログで無垢の建具を見ると、値段的にとても手がでない。また、雰囲気が「和」に過ぎて浮いてしまいそうだった。
というわけで、わが家では合板の中でも最もきめ細やかでおとなしい表情のシナベニアを使って、建具屋さんに作ってもらった。
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ここは3つの建具が集まっている廊下部で、寝室側から廊下をはさんで洗面所(風呂場へ続く)の引き戸を正面にとらえた写真である。右隣はトイレのドアだ。
小麦堂のパンを焼いてサンドイッチ。冬なら囲炉裏の燠炭で焼いたものだが、今はトースターは持たないのでガスグリルで焼く。
バターを塗り、キャベせんや畑のトマト・キュウリ、それに「茹で大豆」のすりつぶしにお酢をまぜたマヨネーズもどき、塩コショウ。
野菜満載の厚みのあるサンドはスギを割って削ったピン2本で止める。崩れずとても食べやすい(食べるときは一本ずつ取ってくださいねw)。
家づくりにおいて窓枠の色なんて「どーでもいい」・・・と思うだろうが、これがけっこう重要だったりするのだ。ウチの場合、外壁は金属サイディング(ガルバリウム鋼板)で色がモスグリーンなので、サッシの窓枠を白なんかにしたら別荘風になってしまい、ちょっと若向きすぎて嫌だ。シルバーも目立ちすぎる。だからシャンパングレーという色にした。これは正解だったろう。
ところが最近の窓枠は、内側(部屋側)の色の選択肢もある(白かグレーを選べる)。複合サッシで内側には合成樹脂を貼っているので外側とは別色ができるのだ。