ひさびさに山仕事。敷地のヒノキ林が、隣接するイタルさんちのコンニャク畑に枝を伸ばし過ぎ、雨が落ちないというので、枝打ちと林縁の雑木伐りにいったのである。
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林道取材11.(宮域林/補足)
宮域林のように大径材を早くつくるための施業(受光伐=強度間伐)をすれば、結果的に開いた空間に広葉樹が繁茂し、台風にも強い環境林ができる。が、そのような木は当然ながら年輪は粗くなる。となれば構造材として実用にならないのではないか? という疑問も生まれる。
宮域林では年輪巾の異なる供試体(30cm角、年輪巾大中小それぞれ50本)によって曲げ強度試験を行なっている。その結果は以下の表の通りである。
林道取材、西へ3.(別子フォレスターハウス)
高知の林道取材に向かう前にどうしても立ち寄りたい場所があった。愛媛県新居浜市別子にある住友林業の社有林である。昨年の旅では時間がなくて見れなかったヒノキの天然林や長伐期施業の見本林を見ておきたい。でも行く前に食べておきたい讃岐うどん。お目当ての地元密着型老舗は休み。そこでカーナビでセルフの店をみつけて、イカ天付きぶっかけと普通のきつね。これでしめて520円♪
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林道取材、西へ2.(木曽ヒノキ林を見る)
明け方3時過ぎにテントを撤収し、中山道の奈良井宿に進路をとる。中山道は江戸と京都を結ぶ主要路だった。群馬の中山道はすべてトレースしておいたので興味が浮かぶ。奈良井は中でも宿場の古民家が最も多く保存されている観光地のひとつ。といっても明け方に到着してしまい、お店なんぞはすべて閉まっていてまだ誰も歩いていない。コペンでゆっくり街道を巡回して建築を観察したり、井戸のようにつくってある湧水を飲んだり、写真を撮ったりした。入り口に戻ってみるとなんと車両侵入禁止の標識が・・・。
山梨講演の下見へ
今月末から来月にかけて、山梨県の増穂町で講演と間伐講習会をやることになっている。その下見にでかけた。秩父往還(雁坂峠)を通っていった。荒川再源流に巨大なダム建設現場をみてゲンナリしたが、峠を越えると群馬では見られぬ形の養蚕民家が現れ、富士山が見えてがぜん嬉しくなる。増穂町は富士山のビューポイントとして知られ、写真家たちが集まる。