ちいさな食堂


朝、Y先生ご夫妻がやってきて個展の打ち合わせ。お渡しておいたCDと案内ハガキの出来にえらく感心されていた様子。Y先生は僕らの暮らしぶりを外観して、「電話もテレビもない生活」という原始時代をイメージされている風だけど、中では最新のPCを駆使してこんなモノを作ってるんだものな。

前夜のおきりこみの残りを煮なおして食べる。おきりこみはこの煮返しがウマイとされている。野菜は煮崩れがなくて味わい深い。案内ハガキの印刷を続ける。しかしプリンターの性能が飛躍的に良くなって、100枚刷ってエラーが1枚も出ない。色もほぼ完璧!
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アレチウリとハチ


朝、Y先生がハクサイの苗を持って来訪。いただいた苗を、以前シュンギクを育てていた畝を開墾しなおして植えた。雑草を抜き取り、落ち葉堆肥を漉き込んだ。土はかなり柔らかくなっており、ミミズも増えている。一輪車も移動できないような傾斜地なので、堆肥は土嚢袋に入れ、背負子で運ぶしかない。土は大事に作っていきたいし、過去の肥毒を消すためにも、外部からの動物性堆肥などは入れたくないのである。ここで使ったのはカシの剪定枝に大量についていた緑葉を中心に、切り返ししながら半年以上かけて堆肥化させたものだ。
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集い


Y先生の戦争体験を聴く集いを行なった。囲炉裏部屋の改装を急いだのはそんなわけもあったのだ。上がりかまちも板を貼りなおしたりした。集いは寺子屋風の雰囲気がなかなかよかった。改装はまず掃除、解体というほこりまみれのプロセスがあり、大変なんだけど、新しい部屋が生まれるのは本当に嬉しく、感動的である。

今回は和服を持ちよって集まろうと声をかけたが、急に来れなくなった人がいたりして、集まりが少なくて残念だった。でも実験養蚕に挑戦したY氏が、紡いだカイコの糸を持って来たこともあり、相方の和服礼賛レクチャーが聴けたりしてなかなかよかった。

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和紙の傘


藤岡の道の駅「ららん藤岡」でY先生の奥様がお茶たてのイベントをやっているので遊びにいった。奥様は裏千家の茶道に精通しており、道具も多数所有されている。赤い和紙の傘が美しい。たまには正装をと、ジャケットを着込んで行く。ところで、僕らが予告なしで3日もアトリエを空けたことを、先生たちはえらく心配していたらしい。恐縮してしまった。レストランで昼食をごちそうになる。

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スギ箸で/Y先生の快気祝


道普請を終えて「天気もこんなだし(小雨)、オオウチさんの都合さえよけりゃ今日どうだい?」とイタルさん。Y先生の快気祝いを明日に予定していたんだけど、そんなわけで変更になりあわててアトリエの掃除、そして仕込みに入る。まずは茹でジャガ、チンゲンサイのクルミ和え、ダイコンとニンジンのなます、ニラ入り卵焼き。他に炒め物とそうめんも用意。

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