朝食後、部屋に戻ってブログを1本アップ。ホテルを出て隈建築を朝の光でもう一度撮影し、宇和島に向かう。途中、石垣を撮影。梼原から鬼北町にはいい石垣がたくさん見られる。
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牧野植物園(その12/帰宅)
福井講演旅(その4前半/一乗谷)
前夜も福井で泊まり、帰路は京都経由でのんびり旅。途中、県の人から「ぜひ見ておくといいですよ」と言われた一乗谷遺跡を見に行く。
一乗谷は福井市街の東南約10kmにあり、戦国時代朝倉氏五代の城下町の跡がそっくり埋もれていた場所だ。元は兵庫県の豪族だった朝倉氏が、応仁の乱の活躍をきっかけに一乗谷に本拠を移し、町づくりを始めた。以来、5代103年にわたって越前の中心として栄えた。
この1万人の都市には、応仁の乱で荒廃した京から、多くの公家や高僧、文人、学者たちが避難してきたので、北陸の小京都とも呼ばれるほど華やかな文化がひらいた。が、天下統一の戦いの中で織田信長がここを焼き払い、一瞬にして消えてしまった。日本のポンペイとも言われる悲劇の都市跡なのだ。
信長が平定した後、越前八郡を与えられた柴田勝家は本拠を水運・陸運に便利な北ノ庄に構えたので、辺境となった一乗谷は田畑の下に埋もれていった。遺跡の発掘調査は、昭和42年から進められ、その出土品の高さや庭園跡などを含む風致の高さから、全国で5例目となる国の三重指定(特別史跡・特別名勝・重要文化財)を受けている(他の4ヶ所/京都の金閣寺、銀閣寺、醍醐寺三宝院、広島の厳島神社)。
ちょうど資料館で特別展をやっていた。
ナカシマの椅子と小鯛
カミオカンデ、福地温泉、刀屋
内陸部のナラ枯れを見たいので高山方面か安房峠を松本に抜けることにした。富山市猪谷関所跡付近、一部にナラ枯れ目立つ山あり。かなり前に枯れたと思われる木と重層している感じ。