ビニール袋10個、そして新たな空間が


アトリエのクローゼットはベッドルームに3スペースとってあり、建設費コストダウンのためドアは付けずに突っ張り棒にインド綿のカーテンを吊るしてある。ちょうど階段の裏側にあたるスペースで、一部は天井が斜めになっているのだが、いずれもカーテンを開けたくない、という状態がここ数年続いているわけである(笑)。

妻のyuiさんが服持ちだった。彼女は着物もやるので和服のストックもかなりある。僕とパートナーを組んでからは服の買い物などほとんどしたことがないはずなので、おそらく昔からの持ち物と、そして実家に一度滞在した時期に昔のものを回収してきたのかもしれなかった。

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キッチン周りの【全捨離】を


包丁差しのDIYから勢いづいて、昨日はビニールゴミを7袋。今朝は燃えるゴミをやはり7袋。そして、明日は紙(段ボール・新聞紙など)と布(衣類など)のゴミ出し日。布といえばクローゼットの山のような衣類の処理が残っている。それを今日はいよいよ・・・という気持ちになっている。

今日も3時起きしたのだが、寝室にあるクローゼットは暗いので、できれば昼間の太陽光の中で片付けしたい。2階に上がってキッチンを眺めているとシンク周りの付属品を取りたくなる衝動が起きた。

シンクには水切りかごを載せるための出っ張り板と、蛇口側にスポンジたわしや台所洗剤用のカゴがついている。いずれもシステムキッチンを注文したときオプションでつけてもらったものだ。そして出っ張り板の上には1年前に買った無印のステン水切りカゴが載っている。それを試しに全部取っ払ってみた。

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下屋の断捨離(段ボール編)、ビタ料理2題


今日も3時起き。1日一食、夜8時以降は固形物を摂らない。22時就寝。こうすると3時前にピタッと目が覚める。そして苦もなくすぐに起きて行動できる。睡眠時間が短くなるのは25年前にマクロビをやっていたときもそうだった。その時代は家族が起きてくるまでギターの練習に没頭したものだ。

今日は下屋の段ボールを片付けねばならなかった。アトリエでは庭先でも火を焚くことがあるので、焚き付けにと思いついつい段ボールや新聞紙を保管してしまう。しかし、これも溜まると占拠容積がバカにならないし、だいいち見場が悪い。

山積みしてある段ボールをを刃物で切り裂いて折りたたみ、30cm角くらいの大きさに束ねて十字に縛っていく。iPhoneで小さく音楽をかけながら黙々と片付け、明け方までに10束以上の段ボールが片付いた。このゴミ出しの日は明後日である。残り湯を浴びて体のホコリを洗い流す。

さすがに腹が減って昼はパンを焼いて口にした。昨日のレーズンパンの残りをトースターで焼いて食べたらすごく香ばしくて旨い。粉は北海道産の「香麦(こうむぎ)」のブレンドにライ麦を入れているそうだ。自家製イチジクジャムにもよく合う。

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ビタクラフト来る


前日は明け方のDIYののちまたイチジクジャムを仕込み、午後からyuiさんのご実家にジャム他をお届け。その足で三越の地下へ。えごま油、スプリットピー、ごまペースト、コーヒ豆などを購入。えごま油は紅花食品のもので、原料は中国とのことだが、低温圧搾法1番絞りで化学溶剤を使っていない。

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包丁差しを作る


アトリエに遊びに来た人は知っていると思うが、ウチの台所では常時使う包丁2本を常に窓枠の上に出しっ放しにしている(刃物の部分に箸置きのような無垢の木の枕を敷いて)。便利とは思いつつも、最初はさすがに躊躇したのだが、初期のころ来訪した女性客に「この包丁の置き方どう思う?」と訊いても、別段嫌な反応がなかったこともあり、ずっとこのまま使ってきた。

そもそもなぜこうなったかというと、ウチのシステムキッチン「シエラ」は全体としては気に入っているのだが、包丁の格納ケースがシンク側の引き出しの下部に、斜めに差すようにしてあるのだ。これでは日常の使い勝手が悪い(今そこには普段はあまり使わない大出刃や柳包丁などがある)。

3時過ぎに目が覚めた。前夜お店で飲んだのは生ビール1・グラスワイン1・アマレット1だったので酒は全然残っておらず、むしろいつもより熟睡できた感あり。2階に上がって片付け物をしながらテレビで台風情報を確認し、次いでYuoTubeを見聞きしていると、こんなサムネールの大文字が目に飛び込んできた。

「包丁は見えない所にしまいなさい。」

それは「開運サイト」で「包丁にかぎらず刃物は見える場所に置いてはいけない、気運が下がります」というのだった。しかも、台所というのは「仕事運に直結する場所」というのである。

そのYuoTubeを思わず開いて見てしまったが、刃物は見える場所に置かねばならない理由の説明はなかった。とにかく風水的によくないという(まあそうだよね普通は)。またそのサイトは断捨離ならぬ「全捨離」をうたっていて、とにかく無駄なものを捨てないと運はひらけない、と言うのだった。

そういえばシエラの引き出しの中もごじゃごじゃと一杯で、そろそろ断捨離時期に来ているな・・・とは思っていたところだし、長年もやもやしていた部分を突かれた気がして、突然

「包丁差しを引き出しの中につくっちゃおう!」

と電撃のように閃いて、まだ4時過ぎで外は暗いというのに、下屋に降りて材料の端材を探し始めたのだった。

まあ、夜から今朝にかけては台風騒ぎだし(高松はわりと穏やかだが・・)、この時間から電ノコやインパクトドライバーの打撃音を立ててもお咎めないだろうと久しぶりに電動工具を使いまくる。

設計図は作らず包丁の長さと引き出しの高さを測っていきなり作り始める。材料はスギのフリーリング材とバラ板の残り。どちらも13~4 ㎜厚。仕切りと仕切り側板には9㎜の合板を使用。概略はこんな構造である。引き手側の面板にこのまま立てて納める。3本の包丁が入るようにする。

インパクトドライバーでサクサクとビスを打っていく。本当はもう一本、予備穴専用のものがあると、ビットを変える手間が省けて早いのだが。

手前に2枚のガードを入れて、完成!

いい感じで収まった。奥の空間はさてどうしようか? と悩んだが、チーズおろしとののじのサラダおろしを入れたらぴったりでちょうど良かった。

う〜ん、実に使いやすいではないか。

一番奥には牡蠣むきと目打ちを入れてみたが、実は刃渡り18cmの有次牛刀をいずれ購入したときここに入るように高さを調整してある。(  ̄▽ ̄ ) ニヤ

一緒に上の段の引き出しも大掃除して断捨離。客箸とか竹串は別に格納、できそこないのバターナイフなどは捨てる(薪に!)。ああスッキリした。しかも清潔で取り出しやすい。

そして包丁ほかいろいろ載せていた窓枠はいちど全部撤去。

かたく絞った布巾で入念に汚れを取り、なじませ、そして乾いたところでニホンミツバチの蜜蝋を塗った。ああ、これが日本建築の「軸線」というやつだな。くだんのYouTubeによれば邪気はホコリが大好きなのだという。物を載せていると掃除がおっくうになり、結果ホコリが溜まるのである。

思えば日本建築の軸線に雑巾掛けは、邪気を払う力があるということなのだな。

時に8:15分。台風明けの朝の瀬戸内海が、軸線の向こうに輝いているのであった。

※イラストはiPad Proでササッと描いてみました♬