6月後半の畑状況


こんな感じです♬ 今年はいつになく草取りをしっかりやってます。いまの季節、数日放置したらとんでもないことになってしまうのだが、さいわい今年の6月は取材の出張もなく、アトリエで仕事に集中しているので。

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やま家の蕎麦、棚と乾物ツリー(木工)


まだ諦められない、ココうどん王国讃岐でうまくて安い蕎麦はないものか? 木太町の「やま家」がなかなかいいという情報を得た。セルフのうどん店なのであるが、蕎麦にも力を入れているらしい。お客さんも蕎麦を頼む率が高いという。おお、店の前に「そば」の幟旗が!

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包丁差しを作る


アトリエに遊びに来た人は知っていると思うが、ウチの台所では常時使う包丁2本を常に窓枠の上に出しっ放しにしている(刃物の部分に箸置きのような無垢の木の枕を敷いて)。便利とは思いつつも、最初はさすがに躊躇したのだが、初期のころ来訪した女性客に「この包丁の置き方どう思う?」と訊いても、別段嫌な反応がなかったこともあり、ずっとこのまま使ってきた。

そもそもなぜこうなったかというと、ウチのシステムキッチン「シエラ」は全体としては気に入っているのだが、包丁の格納ケースがシンク側の引き出しの下部に、斜めに差すようにしてあるのだ。これでは日常の使い勝手が悪い(今そこには普段はあまり使わない大出刃や柳包丁などがある)。

3時過ぎに目が覚めた。前夜お店で飲んだのは生ビール1・グラスワイン1・アマレット1だったので酒は全然残っておらず、むしろいつもより熟睡できた感あり。2階に上がって片付け物をしながらテレビで台風情報を確認し、次いでYuoTubeを見聞きしていると、こんなサムネールの大文字が目に飛び込んできた。

「包丁は見えない所にしまいなさい。」

それは「開運サイト」で「包丁にかぎらず刃物は見える場所に置いてはいけない、気運が下がります」というのだった。しかも、台所というのは「仕事運に直結する場所」というのである。

そのYuoTubeを思わず開いて見てしまったが、刃物は見える場所に置かねばならない理由の説明はなかった。とにかく風水的によくないという(まあそうだよね普通は)。またそのサイトは断捨離ならぬ「全捨離」をうたっていて、とにかく無駄なものを捨てないと運はひらけない、と言うのだった。

そういえばシエラの引き出しの中もごじゃごじゃと一杯で、そろそろ断捨離時期に来ているな・・・とは思っていたところだし、長年もやもやしていた部分を突かれた気がして、突然

「包丁差しを引き出しの中につくっちゃおう!」

と電撃のように閃いて、まだ4時過ぎで外は暗いというのに、下屋に降りて材料の端材を探し始めたのだった。

まあ、夜から今朝にかけては台風騒ぎだし(高松はわりと穏やかだが・・)、この時間から電ノコやインパクトドライバーの打撃音を立ててもお咎めないだろうと久しぶりに電動工具を使いまくる。

設計図は作らず包丁の長さと引き出しの高さを測っていきなり作り始める。材料はスギのフリーリング材とバラ板の残り。どちらも13~4 ㎜厚。仕切りと仕切り側板には9㎜の合板を使用。概略はこんな構造である。引き手側の面板にこのまま立てて納める。3本の包丁が入るようにする。

インパクトドライバーでサクサクとビスを打っていく。本当はもう一本、予備穴専用のものがあると、ビットを変える手間が省けて早いのだが。

手前に2枚のガードを入れて、完成!

いい感じで収まった。奥の空間はさてどうしようか? と悩んだが、チーズおろしとののじのサラダおろしを入れたらぴったりでちょうど良かった。

う〜ん、実に使いやすいではないか。

一番奥には牡蠣むきと目打ちを入れてみたが、実は刃渡り18cmの有次牛刀をいずれ購入したときここに入るように高さを調整してある。(  ̄▽ ̄ ) ニヤ

一緒に上の段の引き出しも大掃除して断捨離。客箸とか竹串は別に格納、できそこないのバターナイフなどは捨てる(薪に!)。ああスッキリした。しかも清潔で取り出しやすい。

そして包丁ほかいろいろ載せていた窓枠はいちど全部撤去。

かたく絞った布巾で入念に汚れを取り、なじませ、そして乾いたところでニホンミツバチの蜜蝋を塗った。ああ、これが日本建築の「軸線」というやつだな。くだんのYouTubeによれば邪気はホコリが大好きなのだという。物を載せていると掃除がおっくうになり、結果ホコリが溜まるのである。

思えば日本建築の軸線に雑巾掛けは、邪気を払う力があるということなのだな。

時に8:15分。台風明けの朝の瀬戸内海が、軸線の向こうに輝いているのであった。

※イラストはiPad Proでササッと描いてみました♬


イス入場+テーブルづくり


高松のインテリアショップLIVLOV(リブラブ)にて1月のセール中にACTUSのイス「クラウム ダイニングチェア(オーク)」を3脚購入した。受注生産のそれがようやく到着。

恥ずかしながらACTUSというメーカーは知らなかったが、IKEAと最初に関わったり、ハンス・J・ウェグナーのイスなども販売している会社なのだった。

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