下屋の断捨離(段ボール編)、ビタ料理2題


今日も3時起き。1日一食、夜8時以降は固形物を摂らない。22時就寝。こうすると3時前にピタッと目が覚める。そして苦もなくすぐに起きて行動できる。睡眠時間が短くなるのは25年前にマクロビをやっていたときもそうだった。その時代は家族が起きてくるまでギターの練習に没頭したものだ。

今日は下屋の段ボールを片付けねばならなかった。アトリエでは庭先でも火を焚くことがあるので、焚き付けにと思いついつい段ボールや新聞紙を保管してしまう。しかし、これも溜まると占拠容積がバカにならないし、だいいち見場が悪い。

山積みしてある段ボールをを刃物で切り裂いて折りたたみ、30cm角くらいの大きさに束ねて十字に縛っていく。iPhoneで小さく音楽をかけながら黙々と片付け、明け方までに10束以上の段ボールが片付いた。このゴミ出しの日は明後日である。残り湯を浴びて体のホコリを洗い流す。

さすがに腹が減って昼はパンを焼いて口にした。昨日のレーズンパンの残りをトースターで焼いて食べたらすごく香ばしくて旨い。粉は北海道産の「香麦(こうむぎ)」のブレンドにライ麦を入れているそうだ。自家製イチジクジャムにもよく合う。

kindle Unlimitedのなかに、包丁仕舞いのきっかけとなったYuoTube、櫻庭露樹氏の本があったのでダウンロードして早速読んでみた。

『8割を手放せばすべてうまくいく! 【全捨離のすすめ】』

『トイレの神様に聞いたヒミツの開運法〜運呼の法則〜』

あれから櫻庭さんのYouTubeをすいぶん見た。いや〜面白い! なんだか「大地の再生」に通じるところがあるような・・・。氏の開運指南によれば家全体を神社と同じようなパワースポットにしなければいけないそうで、その方法としては

1)普段使わないものは捨てる

2)磨く(雑巾掛けが一番良い)

3)床面積を広くする(床に物を置かない)

が要諦なのだが、家は部分でなく全体を片付けることが重要で、一部屋が片付いても押入れにゴミを押し込んで隠しているようではダメだそうだ。(100+0)÷2=50となってしまうという。

僕の場合は「下屋」「納戸」「クローゼット」がそのゴミ隠しのゴミ溜めになっている。とくにクローゼットは亡くなった妻の衣類がどっさりあるのをいまだ放置したままだ。しかし、この片付け作業は時間もかかり、よほど気合いを入れてかからないと成就しない。

あまり酷い場合は「業者に頼んだほうがよい」と櫻庭さんは書いている。とにかくやると決めて行動することが重要なのだそうだ。特に大事なのはトイレと玄関だという。これに関してはアトリエはまあまあ合格だろう。

この断捨離・全捨離をすると、かなりの確率で体調が悪くなるという。

「全捨離をやると決めて実際にやり始めると、約9割の人が、一時的な好転反応で体調不良になります」

「その理由は、家の中にある邪気や四種の神器(貧乏神、疫病神、浮遊霊、地縛霊)にたちが一斉に邪魔をしにかかるためです。モノを捨てて家中が綺麗になってしまったら、邪気たちはやむを得ず出ていくわけですが、その過程で、最後のあがきのように私たちの肉体に影響を及ぼしてくるのです」(【全捨離のすすめ】)

症状としては原因不明の倦怠感、睡魔、あちこちの痛み、怪我など。しかしその症状は一時的なものでしばらくすると消えてしまう、と。

なにしろ溜まった段ボールというのはホコリだらけだ。僕も今日は昼過ぎから猛烈な睡魔に襲われた。効果的な対処法としては海水と同じくらいの濃い塩水の風呂に浸かって頭から日本酒をかぶるといいらしいが・・・。

夜はビタでひよこ豆を煮る。蓋をして弱火で20分もかからないで煮えた。味はすこぶる良く、まるでナッツを食べているような濃厚な風味が生まれている。

もう一品、ピーマンのブレイズ。切ったピーマンに塩をまぶしておき、温めておいたビタクラフト鍋に入れて蓋をして弱火。途中オリーブオイルを少しだけ入れる(断油中だがこれくらいはいいだろう)。

途中でかき混ぜて、中央に卵を落としてまた蓋。ピーマンの水分で卵が蒸され、ポーチドエッグと同じような火加減で完成する。この追い油の方法だと加熱が過ぎないので酸化を逃れる。

青野菜は酵素の働きで分解されやすい化合物が多く含まれている。だからまず酵素を壊すのが第一のポイントで、中華鍋で強火で一気に炒めるのは理にかなっている。が、ビタクラフトで蓋をして予備加熱(空焚き)してやると野菜を入れても温度が下がらず、油を多用しないですむ。また鍋を動かす必要がない。

昨日の残りのご飯を蒸し器で温める。味噌汁も昨日のもの。ちょい暑さがやわらいできたので今日は温める。そしてぬか漬けに昆布の佃煮。今日はキッチンの調味料の引き出しを断捨離したついでに、黒ごまでごま塩を作った。

ブレイズは少し呼び水を入れてやってもいい(※)。卵の白身がちょっとこびりついたが、亀の子たわしでさっと取れた。

※ブレイズとは少量の油と水で蒸し煮すること。油に水が混ざっているため高温にならず酸化が大幅に食い止められる。

いいねぇ24.5cm、重過ぎず使いやすいわ〜! フライパン型も9層コーティングも使うのは初めてなのでこれから毎日が楽しみだ〜♬

カタログより。これはスタンダードな6層。

9層の「ウルトラ」はこうなっている。ウルトラサプライ(超多層構造)は世界初の製造特許を取得している。6層よりもさらにズバ抜けた熱伝導性と熱吸収性・保温性を持つという。

ちなみにいままでよく使っていたBELTAの18cm片手鍋は、鍋底だけが三層で、火が強くなると鍋の側面の温度が上がってしまい焦げができる。また蓋も軽くて密閉度がちがう。とはいえ野菜のブレイズはこの鍋でもできなくはない。

が、ビタでしか味わえないその先の世界がある。来シーズンは野菜づくりにも精を出すつもり。釣りにも行きたい。


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