佐田岬へ。岬の先端まで道のりは40 kmほどあり、背骨に主要道路が走っている。朝方、多くの車が動いていることに意外な気がしたが、これらは伊方原発の関係車両で、そこを過ぎると先端の三崎港から九州へフェリーで渡ろうとするトラックだけになる。岬の先端までは相当に長いので、普通の観光客はここまでは来ない。
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石垣取材旅5(丸石の石垣)
讃岐富士近くの製麺所「中村」。昔はお客が自分で畑に行ってネギを切って薬味にしたという幻の店だが、すっかり有名になり朝からご覧のとおりの行列。まあ、ふつうに旨いんだが「有名だから行ってみる」的な観光客のせいで、地元の人が食べれなくなってしまったのではなかろうか。
これらのB級グルマンには新興勢力として「団塊の世代」がその数を増やしている。ふつう60代の人は、このような安い店の行列には恥ずかしくて並ばないものだが、彼ら彼女らのバイタリティと好奇心は止まない。
新著届く
早朝、車を飛ばしてアトリエに戻り、イタルさんに笹団子のお土産を届けつつ石垣手伝いのスケジュールを打診すると「もう片付いたよ」とのこと。週末に息子さんたちがきて残りを積み上げたそうだ。さっそく見に行った。天端は50cmほど低く、うまく仕上がっていた。
石垣積みパート2(高い石垣の場合)
Y先生の畑の石垣修理を終えたとき、イタルさんから、
「ウチの畑の石垣も頼むよ」
と言われていた。そう、あの昨年の台風9号でイタルさんちの石垣も壊れていたのである。それは80歳のイタルさんがここに暮らして一度も壊れたことのない石垣だった。それほど、今回の雨は凄まじかったのだ。
今回は石垣がやや高く、足場を組んで石を上げねばならない。幅もあるのでかなりの作業量がある。若い頃のイタルさんなら、一人でやってのけてしまう作業なのだが、大きな石はさすがに上げれないので、僕の助っ人を待っていたわけなのだ。