えんどう豆のカレー、油の使い分け


またベジカレーを作ってみた。今回はすぐに煮える豆、イエロースプリットピー(黄色えんどう豆)を使った。バイタミックス を使うとベジカレーは簡単にサッと作れる。動物系のスープがなくても、タマネギ・トマト缶そしてナッツを使うと遜色ないコクと旨味のものが作れる。

しかも、このベジカレーは玄米にも合うのだ。これはちょっとした驚きだった。カレーと納豆はつくづく玄米には合わないと思っていたからだ。今回のナッツはアーモンドとクルミを使ったが、カシューナッツやヒマワリのタネなんかでもいいようだ。しかし、基本的にカレースパイスは南のもので、陰性で体を冷やすので冬は避けたほうがいいと言われている。

夜は天ぷら。油ものはおっくうであまりやりたくないのだが、上質のなたね油を少量だけ小さなフライパンにひいて、衣をうすくして少量だけ野菜天をやるのはアリだ。

いちばんやりたかった目的は右上の生海苔の天ぷら。これが非常に美味しい。緑は白菜のとう立ちの蕾だ。これは最後に天ぷら油を容器に移し替えた後、フライパンに残った油でさっと炒め蒸しすると無駄がない。

国産の上質のなたね油は市販のキャノーラ油とはまったくちがう味と香りがある。これにゴマ油をちょっとミックスして揚げると最高であるし、胃もたれや食後の不快感がまったくない。

米油でとんかつを揚げてカツ丼を食っていた頃が懐かしいが(笑)、今思えばよくあんなことをやっていたなぁ。僕はたぶんもうやらないだろうけど、若い人が遊びに来たら作って食べさせてあげたいがww。

今日も油を紹介しよう。なたね油は北海道滝川産の純国産種「キザキノナタネ」の一番搾り(圧搾法)で湯で不純物を洗い流す独特の製法で仕上げているもの。ゴマ油も圧搾一番搾りで熱風焙煎と遠赤外線焙煎を組み合わせて深い香りを出すという製法。両方とも製造加工は福岡県朝倉市の平田産業(有)。販売はムソー(株)である。

油は少量のボトルを買って早く使い切るのが鉄則。揚げ油は2回目は使わず炒め物に回して使い切る。今回のカレーのベースとなる炒めもそうして使った。まとめてみるといま以下の5つの油を使っていることになる。

・前出のオメガ3オイル(ニュージーランド産・亜麻仁油)
・なたね油(国産・一番搾り圧搾法)
・ゴマ油(一番搾り圧搾法)
・小豆島のオリーブ油(もう使い切ってしまったけど)
・ココナッツオイル(頂き物)

本当はバター大好きなんだけど、パンもやめているので今はまったく使っていない(冷蔵庫にはまだあるのでときどきGomyo倶楽部へ持っていって使っている)。しかしこんなデリケートな油の使わけ、世界的にみたらめちゃくちゃ贅沢なことなんだろうな(笑)。

思えば油に目覚めたのは2年前の8月のことだった。

「隠れ油」の本、断油生活開始

あれから紆余曲折はあったとはいえ、いまは断酒・悪い油の断油を継続し、すすんで玄米菜食・ヴィーガンになっているのだから、まあ我ながら前進はした・・・と、今日は僕の誕生日でもあり、油を通して来し方行く末を考えてみたのでした(笑)。


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