やま家の蕎麦、棚と乾物ツリー(木工)


まだ諦められない、ココうどん王国讃岐でうまくて安い蕎麦はないものか? 木太町の「やま家」がなかなかいいという情報を得た。セルフのうどん店なのであるが、蕎麦にも力を入れているらしい。お客さんも蕎麦を頼む率が高いという。おお、店の前に「そば」の幟旗が!

ドア横にも手書きのそばアピール♬

中はやや狭い家族経営のお店といった感じ。旧街道にあり、駐車場も少ないのでうどん巡りの客はまず来ないのではないだろうか。地元密着型の店だ。

そば大、天ぷらはマイタケとインゲン。出汁のもりつけのとき、濃いめのかえしを追加していたのが印象的。そばだけ濃いめにするのか?

蕎麦の香りはないものの、他店に比べかなり努力している感じ。天ぷらがしっかりと美味しい。菜種油を使っているらしい。気に入った!(ちょっと遠いけど)。うどんは細麺で、あいがけ(そばとうどんを半々盛り)もできる。

午後は突然「木工」を始めてしまった。アイランドテーブルの棚を一段追加した。そして、小窓の下に柱を取り付けて、乾物の袋をここにぶら下げた。

棚はともかく、乾物の見せ収納はかなりエキセントリックだ。これは食生活研究家の魚柄仁之助氏のアイデアによる。乾物の袋は引き出しの奥に仕舞っていると使わなかったり同じものまた買ってしまたったりする。だから袋のまま洗濯バサミなどで木の柱にぶら下げる見せ収納にするのがいい。これを「乾物ツリー」と呼ぶ。

それは解るけど、でもビジュアル的にアレなのでなかなか踏み込めなかった(笑)。うーん、機能的とはいえお客さんはこれをどう見るだろう・・・まあしばらく続けてみよう。

壁との空間は数センチ空けている。

下部はフローリングに斜め打ちで釘止め。埃がたまらず後ろの白壁も変色しない。

さて、こちらがアイランドテーブルの棚追加。角材に切り欠きをつくってビス留め。上部の板は30ミリ厚のフローリング材を使用。

以前の棚づくりはこちら。

アイランドテーブルに棚を作る(2016/3/30)>

予定外に背の高い存在感のあるバイタミックス が来て、ちょっとレイアウトが崩れたので、ここを定位置にするにデザイン的にもちょうど良いかも。もちろん収納が増えて使い勝手がよい。ここはガスレンジのすぐ裏側、調理中すぐに食材瓶を取ることができる。

反対側。棚板にはフローリン材のさね溝(凹)が見える。正面の凸はヨキでハツって鉋をかけて平らにしてある。

棚板の長さが微妙に違うので、角材の上下の切り欠きの深さは5ミリほど変えてある。手ノコで切れ目を入れ、ノミを使って切り欠き、削りを入れ、正確な水平垂直を出す。それができればあとはインパクトドライバーの力を借り、4本のビス打ちだけで棚としてしっかり安定する。

下の格子戸っぽい繊細な柱と、そこから立ち上がる無骨な直方体とのコントラスト。こんな造形は普通の木工作家からは絶対に出てこない(笑)。


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