バルコニーの床づくり


今日は電気屋さんが照明の取り付けを始めるというので午後から現場へ。

電気屋さんというのは配線と照明器具の取り付けだけでなく、換気口のフードや、はたまた火災報知機まで設置するのである。それらの設置位置に自由度がある場合は施主に確認をとるわけである。

2階の漆喰が乾いてきて、白の輝きが増してきた。

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階段を1階廊下から見上げる。蹴込みは塗られていない。まだ荷物の移動など階段を使うので汚れ防止のため後から。

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私たちが塗った食堂スペース。漆喰、美しい・・・なんだか教会のような荘厳な気配。

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社長がバルコニーの床用の足場板を買ってきてくれたので切ることに。厚みは35mmある。以前、「大根より安い」と書いた(こちら)、例のホームセンターで売っているスギの厚板である。

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長さ1mちょっとで切って、こんな感じで載せる。

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片側の両サイドにこんな感じの木片を打ち付けて・・・

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並べると小さなすき間ができるように。これは雨のときの水抜きである。

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何カ所か鉄柱をくわえる所があり、そこはノミを使ったりしてカット。完成! さっそくこの上に載って海を見渡してみる。今日の海はすごく青くてきれいだった。

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下から見上げたところ。玄関の照明も設置された。これも壁の中央に置くか左右に振るかで玄関の表情が変わる。電気屋さんはおおかたセオリーをつかんでいるわけだがいちおう私に訊いてくる。オススメのやや左寄りへ。

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久しぶりにやってきた棟梁が、いよいよ床柱の切りを始めた。隣の押し入れの観音開きドアを直づけするので柱に直線を出さねばならないのである。丸鋸のフリーハンド縦切りでアタリをつけ、ノミで仕上げる。

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廊下にもかわいい照明が。照明が付けられることで、「劇的に」とまでは言わないが、ぐっと空間が締まり、また温かくなるものである。

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先に棟梁が仕上げていた寝室のクローク。このまま現代美術の作品のようだ。ああ、このスケルトンのままいつまでも残しておきたい(笑)。

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ちなみに、上部の梁に張り付いたUFO状のものが火災報知機である。これはもちろん私たちが好んだわけではなく、設置義務づけゆえの産物である(泣)。


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