バルコニーが付く


バルコニー取り付け工事はおそらく午前中からだろうと駐車場へ歩く途中・・・「バルコニーいま付きました。なかなかいいっすよ~」と工務店の社長から電話(速!)。

現場近くでユニック付きのトラックが帰るのとすれ違い、次いで鉄工所の社長の乗用車が現場を出るところだった。

このバルコニーの素材(溶融亜鉛メッキ鋼鈑)とデザインは私からの提案だった(こちら)。工務店側は施工経験がなかっただけに心配だったが、予想以上にいい出来で胸をなで下ろした。

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狙い通りガルバリウム鋼板の壁によく似合っている。柱は3本で、建物には先に取り付けられた2カ所の金具で、ボルト止めされている。

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ここに床材としてスギの板を並べる予定。板が腐ったら替えるのは簡単だし、廃品のそれは薪にすればいい。

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半間(910mm)外側に飛び出させているのがミソだ。ここがお立ち台になって、海とは反対側の畑を見渡せるのである。また、ロープによって畑の野菜や薪などを2階に引き上げるのに便利だ。

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足下は後で左官屋さんにコンクリートでかぶせてもらう。

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溶融亜鉛メッキは、初めは銀のようにピカピカだが、やがて渋い灰色に落ち着いていく。海が近く湿気のある高松では普通の鉄では塗装しても錆が早いのをよく見る。溶融亜鉛メッキはすこぶる錆に強いのだ。角柱は小さな穴が開けられており、内部にもメッキがかかっている。

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手すりは平板を水平に使ってもらってるので、2階からの眺めをほとんど邪魔しない。すき間が大きいので、小さな子供が遊びに来るときは危険防止にネットを張ろうと思う。

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それにしても正確な施工精度に舌を巻いた。手すりと建物とは5mm以内という僅差で納まっている。

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今日はアイアンマン(鉄作家)のN氏が手すりを持って仮組みにやってきた。これまた精度を要求される難しい仕事だが、私の注文通りいい感じの曲線が仕上がっていた。最終は黒い塗装になる。楽しみである。

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夕刻は石材会社で薪火暖房装置の最終打ち合わせ。それまでの時間に左官のコテ板を制作する。材料は現場に転がる廃材の合板と角材

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把っ手は持ちやすいように角を丸める。

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養生用テープで表面をカバーし補強する。

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これを左手に持ち、漆喰を載せて、左官するわけである。

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というわけで、来週はいよいよ壁塗りなのだ♫


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