カモメの酢豚、中井弘二郎展@塩江美術館、タケノコとマテ貝


午前中、ホームページを手伝っている工務店の社長来訪。このところ住宅建築関係では国をあげて高断熱・高気密住宅、パッシブハウス、ZEH住宅などとさまざまな「エコ住宅」を推進している。とくに環境庁は、2020年に新築住宅の50%をZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)にすることを目標に普及活動を進めていて、工務店側もそれなりに準備と公開情報を整えねばならないのだ。そのページ作りの打ち合わせである。

その後、社長のおごりで近所の美味しいレストカフェ「カモメ」へ。いつもは厚切りロースカツ定食にするのだけど、連日の旅で胃が疲れ気味なので黒醋の酢豚定食にする。これが、野菜もたっぷり入っていてけっこう旨い(ん、あんまりヘルシーでもないかなw)。

サラダがまた美しくて秀逸。麦入り飯に麦味噌の味噌汁はいつもの定番。

その後、工務店のメンバー協力者でもある中井君の展覧会を見に行こうということになった。中井君は我がアトリエの囲炉裏暖炉の煙突とフード、そして階段手すりを作ってくれた鉄の造形作家である。場所は高松市塩江美術館で4/2〜5/12で行われている(一般300円)。

僕らは招待状が来ているのでタダで中へ。しかし、塩江美術館ひさしぶりに来たが、けっこう凝った建物。設計はアーレン・プランニング研究所、1994年(平成6)竣工というから、もう25年経っている(アーレン・プランニング研究所のHPを調べてみたが現在は存在しない)。建設に際して塩江町出身で東京在住の画家熊野俊一氏から約350点の作品寄贈を受け、熊野氏の作品をはじめ香川県ゆかりの作家の作品を収蔵・保存している。

中井君の作品はなんといってもアイアンで作られた動物モノが秀逸!奥のイノシシの作品では県展で県知事長を受賞している。

このカエルもいいなぁ・・・。最近は木彫の人物とアイアンを組み合わせた作品など精力的に活動している。彼は塩江在住の山・畑持ちでもあり、林業や農業もやっている。最初に会ったとき、僕の「四万十式作業道」の本を持っているというので驚いた。

さて夕刻、お客様来訪。昨年も突然訪問された長野のBさんだった。今回は九州から四国を車中泊しながら回っている途上とのことだった。九州産の大きなタケノコを茹でて持ってきてくれた。

ちょうど畑にアスパラがたくさん出ていたので、ニラ、春菊、ネギなどとともに収穫。

早速タケノコご飯に。風呂に入ってもらっている間に買い物にいくとマテ貝を見つけた。ネギはさっと茹でてマテ貝とぬたにする。

Bさんは僕のぬか漬けを美味しいととても喜んでくれ、何から何まできれいに食べてくれた。


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