世界中で最も手のこんだ米料理


ビリアニはインド風の炊き込みご飯である。今も手元にある料理書、丸元淑生の『続・新家庭料理』(中央口論社『暮らしの設計192号』1989)で知っていたが長く作ることはなかった。作り始めたのはパキスタン在住の塩ちゃんがお土産に持って来てくれた多数のスパイスの中にパッケージの「ビリアニの素」が入っていたからだ。

最初、粉末のそれで作ってみたらなんとも不思議な美味しさを感じたので、丸元レシピにあったことを思い出し、本の通りにホールスパイスで作ってみた。丸元淑生の解説は「世界中で最も手のこんだ米料理の一つがビリアニである」という一文に始まり、

「私はこの料理を最初につくったときの感動を忘れることが出来ない。自分がつくったということが信じられず、微妙繊細な味の交響にただただ感嘆しながら食べた」・・・と結んでいる。

“世界中で最も手のこんだ米料理” の続きを読む


大内正伸「未来創造画展」/カフェギャラリー「うすけはれ」@香川県小豆島


[展示会のお知らせ]
大内正伸個展「未来創造画展」

カフェギャラリー「うすけはれ」

〒761-4303 香川県小豆郡小豆島町中山131−1

[展示期間]
11月2日(木) – 20日(月)
入場料:無料

“大内正伸「未来創造画展」/カフェギャラリー「うすけはれ」@香川県小豆島” の続きを読む


焚き火でベジタリアンのビリアニ、Asa Kafeお話会@広島


お話会の始まりは9/30第三の目を開く「弥勒参拝求道式」@広島へ参加した翌日、Asa Kafe 「変人変態宇宙人交流会」にて本の販売などをさせていただいところ、Asa Kafeのオーナー、ヘンプーさんに「大内さんのお話会をぜひうちでやりたい」とお誘いを受けたことに始まる。

前日は「マジック&ショットバー Hiviki」で響さんのマジック(というか超能力)を堪能し(↓響さんは翌日のお話会にも参加してくれた)、店を出たあと深夜に広島郊外にあるハジメさんに会いに行き、離れの本宅に泊めてもらった。

“焚き火でベジタリアンのビリアニ、Asa Kafeお話会@広島” の続きを読む


広島市現代美術館へ


9月30日の「弥勒参拝求道式」の翌日に「Asa kafe」の 「変人変態宇宙人交流会」という集いに参加したところ、カフェのオーナーに誘われ「お話会」の運びとなり、再び広島行きへ。

“広島市現代美術館へ” の続きを読む


豊島へ「大地の再生」下見に


豊島を訪れたのは2012年だからもう11年前になる。本の取材を兼ね、折りたたみ自転車をのせてフェリーに乗船した。瀬戸内の島はどこも石垣の景観がすばらしいのだが、とくに豊島には独特の石「豊島石」を産する。その石のことを知りたいと思った。江戸時代にはその石でくり抜きのカマドが作られているのだ。7月の晴れた日に自転車で島をぐるりと回った印象的な旅であった。

「豊島石」の島へ渡る(2012.7.1)

“豊島へ「大地の再生」下見に” の続きを読む