囲炉裏を愛する私としては、薪の火に関するアートはないものか、と常々思っていた(2年前には京都の五山の送り火を見に行った)。ひょんなことから高松城址で「薪能(たきぎのう)」をやるという情報が飛び込んできた。城跡である玉藻公園の中で、野外でかがり火を焚いて、狂言と能を演じるというのである。しかも能のお題は源義経がらみの「船弁慶」。さっそくチケットをゲット(3,000円)。
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で、ちょっと車を動かす用事があって昼は久しぶりに坂出の「がもう」へ。こんなド田舎(失礼!)なのになんでこんなに人が集まるの? いや、でもこの独特の雰囲気はほとんどパリのカフェ状態なんだよなぁ。店の中は狭いので外にテーブルやベンチが置いてある。天気のいい日、ほとんどのお客さんは外で食べるのを好む。