吉野川沿いから山越えで高松に帰る。瀬戸内海に小島が浮かぶ。讃岐は穏やかである。
ミカンの花が満開中。地味なので他県から来たひとはそうと気づきません。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
高知市からどのルートを通って帰ろうか迷ったが、いつものひばり食堂+大歩危コースは厭きたので徳島周りだが昨日の運転がハードだったので海回りで行く。高知の海岸沿いは、スギ・ヒノキ人工林は極めて少ない。
なぜか? 日照も雨も多いが、風が強く毎年台風が直撃するので、人工林はまともに成育しないのだ。そしてこの風土に強いウバメガシの炭焼きが大きな産業であった。
天然のクスノキが増えてくる。爽やかな薄緑色の花をつけているのがクスノキだ。
春の旅は天気とにらめっこだ。とくに西日本は黄砂で霞むので、写真のためには雨の直後が良い。まだ行っていない雲辺寺(四国八十八箇所中で最も標高が高い札所)と石鎚山山麓を探索しつつ春の木の花を見ておこうと出発。ところが、雨上がりが長引いたので先に愛媛まで入る。
ならばと、以前、松山の日本酒ショットバー「蔵元屋」で飲んで印象深かった御代栄の蔵元を訪ねてみることにした。
市内を自転車サイドカーで引き売りする魚屋さん「いただきさん」。高松は港がすぐ近くにあり漁港から直行の魚がこうして売買されている。往時より減ったとはいえ今も20名ほどのいただきさんが健在とか。