市内を自転車サイドカーで引き売りする魚屋さん「いただきさん」。高松は港がすぐ近くにあり漁港から直行の魚がこうして売買されている。往時より減ったとはいえ今も20名ほどのいただきさんが健在とか。
荷物に大きなサワラが入っていた。サワラは魚ヘンに春と書くとおり、春が旬。今年は豊漁のようである。身は柔らかく、分類上はサバの仲間でありながら、白身の魚のようにくせがなく、焼き物などをいただくとちょっと淡水魚のようなあぶら臭を感じる。
かなり大きい。これは雄で白子が入っているらしい。すでに買い手が決まっており、お得意さんの家に持っていくそうだ。
スーパーにもサワラが大量に並んでおり、白子が売られていた。食べごたえがあるサイズである。
真子(魚卵)も売られていた。白子のほぼ倍額である。どんな味がするのだろうか?
香川ではサワラの真子からカラスミを作ることもあるという。美味しそうだ♪