山村の落雁/集落支援員in椹森(8)


前日、持倉に登る前に椹森のKさん宅に、約束の私の本『山で暮らす 愉しみと基本の技術』を置いてきた(不在だったのでおばあちゃんに託した)。山で育ったご夫婦に技術書を贈るのもなんだが、お二人とも万場での会社勤めが長く、ご主人が停年目前でいまチェーンソーを勉強中とのことを知り(鹿肉のお礼もあり)プレゼントを申し出たのだ。

午前中は上野村と中里を車で巡ってきた。もう一人の集落支援員さんが担当されている平原の集落を見たり、上野村の役場付近にある民宿を観察しに行ったりした。早めの昼食を上野村の物産館「山里」でうどんを食べつつ、おかみさんと話していると、その方は椹森で先に亡くなられたKさんのご親戚であるという。写真は揚げたての天ぷらがどっさり乗った山里のうどん(600円)。

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