連日、単行本仕事の追い込みに格闘中である。ちょっと一息ついたので、今シーズン初仕込み中のドブロクを漉すことにした。
月: 2007年12月
別冊『現代農業』掲載のお知らせ
エゴマ入りチャパティ/その2
エゴマ入りチャパティ
今年はエゴマをまいてみたが、葉っぱはごわごわしすぎて、味は苦く、香りも強烈すぎて食べられなかった。こってりの焼き肉などをこれに巻いて食べればバランンスがいいのかもしれないが、アトリエの食卓はほとんど菜食に近いので使い切れなかったのだ。が、そのまま放っておいたら花が咲き、種子がいっぱいできた。
囲炉裏で炭焼き、マテバシイ食べる
囲炉裏で太い薪を使ったとき、それを灰に突っ込んで上から灰をかけておくと、微小のぶすぶすとくずぶりながら、灰の中で燠火を保ち続ける。昔のひとは、こうして火種を保っていた話は書いた。
こうしておくと、いつも囲炉裏の灰が温まっており、ふたたび炎を立てて暖ととったり炊事にうつるとき、素早い作業ができる。実際、灰をかきおこして熾き火が灰の中から現れたときの、あのふわーっと暖かい感じはなんともいいものだ。