五色台と焼きおにぎり


翌朝、鰹節削りにはまってしまったyくん(笑)。客人に鰹節削りを実演して見せると、100%の人が感嘆してくれる。いくら料理が好きとはいえ、本物の出汁をとるだけでなく鰹節を自ら削って使っている(30年以上も前から)、そして石のように宝石のように硬く美しい本枯節(ほんかれぶし)の存在感、それを削る道具の堅牢さとその仕草。そして、なにより削りたての本枯節の甘い香りと膨潤な味わい・・・。

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鍛冶屋とサワラとイタドリと


3/4にアトリエで大阪茨城で自然食や野草料理を実践されている酒井貴美子先生をお呼びして「野草摘みとお料理会+アトリエ見学&大内正伸のイラスト原画展」を開催する。というわけで酒井さんがゲスト2名を連れて本日前入りする。

ちょうどお昼にやって来られたので、まずはうどんを食べに行き、そのあと西宝町にある鍛冶屋「土佐刃物製作所」にお連れした。以前の日記に書いた通りここの親父さんが急死してしまい後継者がいないので店はたたむそうで、今は割引価格で在庫処分中なのである。

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船大工道具を譲り受ける、ヒラメの薄造り


今日は近所の香西港に住むSさんのお爺さんの家(坂出)を訪ねる日。Sさんは服作りをしているプロの縫い物やさんなのでこのところいろいろ布ものをお願いしている。その中でSさんの祖父は今は引退されているが昔は瀬戸内の漁師で、さらに祖父爺は船大工だったという話が出た。かつて木造船(和舟)を作っていたのだそうだ。

その道具類がお爺さんの家に多数保管されており、Sさんが話をつけて僕に譲るという段取りをつけてくれたのだ。そしてその大邸宅の倉庫にあったお宝は・・・なんとぉ、まずは手斧(チョウナ)がごっそりと・・・。

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四国新聞、鍛冶屋道具のゆくえ


午前中、四国新聞のO氏来訪。Gomyo倶楽部でとある環境系のイベントをやってもらえないかとの打診。N先生も交えて話を聞く。スポンサーが大手のT社というかなり大掛かりなもので、五名の活性化センターとも連携しなければできない規模だ。いちおう話をいただいて検討することに。

朝はすき焼き汁の残りに中華麺を入れる。トッピングに海苔とゆで卵。

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『香川の家』取材


今日は住宅情報雑誌『香川の家』の取材が入るので、朝から必死の掃除作業💦 工務店のH社長、雑誌社の2名、そしてプロカメラマンの4名が午後イチで来訪。じっくり時間をかけ、内外を撮っていった。絶賛する女性編集者、そしてカメラマンの「独特の世界観を持った家だね・・・」という言葉が印象的だった。

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