鍛冶屋とサワラとイタドリと


3/4にアトリエで大阪茨城で自然食や野草料理を実践されている酒井貴美子先生をお呼びして「野草摘みとお料理会+アトリエ見学&大内正伸のイラスト原画展」を開催する。というわけで酒井さんがゲスト2名を連れて本日前入りする。

ちょうどお昼にやって来られたので、まずはうどんを食べに行き、そのあと西宝町にある鍛冶屋「土佐刃物製作所」にお連れした。以前の日記に書いた通りここの親父さんが急死してしまい後継者がいないので店はたたむそうで、今は割引価格で在庫処分中なのである。

亡くなられた親父さんの奥さんが応対してくれ、工場の道具などを僕の紹介でとある場所へ引き取られることになったことを、とても喜んでくださった。在庫品から僕は「タマリンの森」用にマサカリを購入したのだが、値引き分の上にさらに500円値引いてくれた。

さてアトリエに戻って4日のイベントの準備に入る。今回の目玉は1年前に酒井さんとGomyo倶楽部のフィールドで採取し、甕に塩漬けしておいたイタドリの料理である。イタドリは豊富な山菜王国である北の雪国では見向きもされないが、高知県民はこれが大好きで、越境して採取に来るほどである。

独特の食感が小気味よく、僕も高知の「ひろめ市場」などに飲みにいくときは必ずたのむ。湯がいただけではシュウ酸が取れないので1年塩漬けして、塩抜きして食べるのである。昨年、酒井さんは僕宛に石見焼きの甕まで送ってくださって(ブログ記事はこちら)、それに塩漬けして縁の下に保管しておいたのだった。

甕から出して流水で塩抜きしておく。

ゲストは酒井さんを支持する若い男女の2人だった。大阪茨木の酒井さんの庵や畑を手伝っているらしい。

僕は確定申告のお尻に火がついているので、囲炉裏暖炉に火を灯しながらパソコンに向かうのであった💦

でも3人のゲストのためにしっかりおもてなしの準備はしておいた。サワラの握り寿司と牡蠣のスープとめかぶの三ネバ。

そして囲炉裏で焼きエビ♬

満腹した後はみんな囲炉裏暖炉でまったり・・・。みなさんお酒のまないので僕だけ肩身の狭いおもいで飲んでましたw。


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