HACHIYADO囲炉裏暖炉づくりワークショップVol.2/1日目


囲炉裏暖炉を設置する部屋はすでに床板(プリント合板のフローリング)が剥がされ、いったん全ての根太と大引を取り去って、束石(つかいし)はそのままに、大工のMさん(地元70代の大ベテラン)によって新たな束を立て2本の大引が渡されていた。

そこには掘りごたつに使われた基壇の跡があった。昭和の改装によってコタツがなくなり新建材の床が張られたのだ。当時はまだ本実(ほんざね)のスギのフローリングは登場しておらず、一方プリント合板やデコラ張りのテーブルが目新しく、歓迎された時代であった。

“HACHIYADO囲炉裏暖炉づくりワークショップVol.2/1日目” の続きを読む


琵琶湖のヨシと内湖、藁葺き民家で会議


浜松のイベントを終え、豊橋への移動は、片付けに手間取って出遅れたこともあり、また夕刻の渋滞に巻き込まれ、現場に着いたときはすでに暗くなってしまった。その夜はH君と米原のビジネスホテルに泊まり、翌朝は別行動でH君は矢野さんと京都の現場で合流。僕は午後の徳昌寺の見学までフリー。朝食を食べてのんびりと琵琶湖の湖岸を南西へと辿った。

“琵琶湖のヨシと内湖、藁葺き民家で会議” の続きを読む


庭木の剪定と薪づくり


2/27に見学させていただいた古民家の庭の剪定に行ってきた。アカガシやウバメガシなどが伝統的な庭師によって作られた小さな庭で、前の持主はお茶を嗜んでいたらしく、灯篭なども配されて小さいながら風情がある。が、すでに放置されて久しく、植木は伸び放題になっている。大きく剪定しないと手遅れになりそうな気配で、切るなら季節的にもはや猶予はない。

“庭木の剪定と薪づくり” の続きを読む


生け花、窓台掃除、麻婆とお揚げ


前日電話が入って、急なことに本日の午後お客様来訪。家の見学と建築にまつわる仕事依頼なので引き受けた。前回の花がまだ床の間に活けてはあるが、さすがに菊がへたっていたので取り替えることにする。

朝イチで近所の直売所へ。梅と山茶花と黄水仙を買う。庭にあれば採取してくるのだが、今のところ花が少ない。それにしても2束で260円なのだから安い。隣町の鬼無は植木が盛んなところなので、毎朝切り花が安く売られている。ただし開店は8:30、早く出向かないといいものはみな先に買われてしまう。梅の枝が引き立つように、中央に黄水仙を低くつくろってみた。

“生け花、窓台掃除、麻婆とお揚げ” の続きを読む