四国村の石垣(14.笠岡〜高松)


大三島に渡ろうと、フェリーの港がある忠海の埠頭で夜明けを迎えた。しかし天気もパッとせず、始発の船まで時間があったので陸路で行くことにする。ふだんは走ることにない海岸線のローカルな道を行く。寮から徒歩や自転車で工場に通勤する人々に出会う。

昨日は夕刻の渋滞を避けるために広島近郊の抜け道を走ったのだが、細い道を数珠繋ぎにかなりのスピードで流す車に驚いてしまった。地方都市の車社会ぶりは凄いものがある。そしてこのあたりの主要幹線である2号線はトラックがすこぶる多い。

笠岡の2号線沿いにあるカフェレストランでモーニング。辺鄙な場所に結構大きな建物。厨房に調理人1名と、給仕の女性が3名。よほど安定した常連客がいなければこんな体勢はとれないだろうが、朝からお客は次々と入ってくる。

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客人と囲炉裏を囲む・干し芋作り


秩父の小鹿野に住むうらべにさんご一行4名様が来桐。忍木菟屋の囲炉裏にて歓談。

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皆さん燻しの煙がぜんぜん好き(笑)という方々だったので、もう囲炉裏は全開で燃やしまくりです。

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薪割りと薪積み


木菟屋の改装。次の本の執筆企画。ライブの練習。講演の準備。まずは明日からの支援員活動の心づもり。と、やらねばならないことはたくさんありつつも、なんとなく乗り気になれない日というものがあるもので・・・。そんなときガラガラと玄関のドアが開き、トラさん登場。

「カシの枝と、ぶっとい元んとこががあるんだけど、貰ってくんねえかい」

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沼田の囲炉裏


温泉に浸かりたくなり、沼田の「しゃくなげ温泉」へ。大間々から赤城の東北面を回り込むこのルートは、四万十式作業道の取材で何回となく通ったので懐かしい。

公共施設ながら掛け流しというこの温泉は貴重だ。草津のような強烈さはないけれど、透明ながらほんのり硫黄の香りがしてなかなかいい。温泉大国群馬、さすがなのである。

入浴後、道路を挟んで反対側にある「沼田市指定重要文化財・旧鈴木家住宅」を見に行った。茅葺きの再建にはすごい手間がかかったことであろう。

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蔵に積まれた薪。囲炉裏が燃えているのかな? と期待も高まる。

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