四国村の石垣(14.笠岡〜高松)


大三島に渡ろうと、フェリーの港がある忠海の埠頭で夜明けを迎えた。しかし天気もパッとせず、始発の船まで時間があったので陸路で行くことにする。ふだんは走ることにない海岸線のローカルな道を行く。寮から徒歩や自転車で工場に通勤する人々に出会う。

昨日は夕刻の渋滞を避けるために広島近郊の抜け道を走ったのだが、細い道を数珠繋ぎにかなりのスピードで流す車に驚いてしまった。地方都市の車社会ぶりは凄いものがある。そしてこのあたりの主要幹線である2号線はトラックがすこぶる多い。

笠岡の2号線沿いにあるカフェレストランでモーニング。辺鄙な場所に結構大きな建物。厨房に調理人1名と、給仕の女性が3名。よほど安定した常連客がいなければこんな体勢はとれないだろうが、朝からお客は次々と入ってくる。

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宇高国道フェリーで高松へ。「四国村」で古民家と囲炉裏を取材。

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石垣も楽しみだったのだが、これがすべて裏込めにコンクリートを流し固めてしまうという「練り積み」だった。だから、見た目が不安定で、美しくない(石が座っておらずタイル貼りのように見える)。現在、一般的な公共事業では昔ながらの石垣である「空積み」は許可されない。残念なことだ。

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ホテルに着くと仕事の電話。ネットをチェックして資料をダウンロード。夜は高松の繁華街で飲みとカラオケ。


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