万場のナタガマ


藤岡のIさんが太陽熱温水器を持って来てくれた。パーツがばらばらなので、設置場所を考えて組み立てたり配管をしなければならない。しかし、これができると灯油が大幅に節約できる。それに今の灯油釜が壊れたら薪焚き兼用の釜を購入する予定だ。外でチビカマでお茶を沸かしていたら風が寒くなってきたので囲炉裏に移動する。

Iさんが帰った後、囲炉裏でご飯を炊き、昨日藤岡「たむら」でお土産にいただいた塩サバを焼いた。囲炉裏で焼き物をするときは、まずおきている火に薪を多めにくべて熾炭をいっぱい作る。そこで薪を引いて炎を弱め、ゴトクに網をのせ熾炭の部分で焼くのである。 “万場のナタガマ” の続きを読む


囲炉裏パン/その3


天気がよく暖かいので、相方と森に入って薪拾いをする。生きた木を伐採したものは乾燥の時間が必用だが、落下した枯れ枝はその手間がいらず、すぐ薪として使える。囲炉裏ではこんな細い枝も役にたつ。太い薪だけでは炎が立たず煙ることがあるが、同時に細かい薪を燃やしておくと炎が安定して具合がよかったりするのである。小1時間で背負子4杯分の小枝を集め、それをいくつかの束にしばって使いやすくまとめておく。このような枯れ枝は(スギの枯れ枝も)、昔は各戸で競い合うように拾ったのだが、いまは誰も使わないので拾いほうだいである。

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餅つき


いよいよ餅つき。前夜、たっぷり水を吸った餅米5kgは、アトリエの小さな蒸し器では1/3くらいしか入らない。これが臼に入れてどのくらいの餅量になるのかは未知だが、とにかくちびカマを外で火を焚いて蒸す。

20分ほどで蒸し上がり、臼に入れて「間伐ヒノキ製の杵」で搗き始める。餅つきは、最初からペッタンペッタンやればいいというものではなく、初めの「練り」が肝心なのだ。その点、自作の杵はハンドルつきで具合がよかった。

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砥石を買う


今日は餅つきだぁ・・・と思って臼に水をさしていたら餅米を前夜漬けておくのを忘た。そこで急遽「お出かけ」に変更になる。今年もめちゃ頑張った、アトリエの忘年会といくか! と、外飯は前橋のとんかつ屋「かつ政」を目指したんだけどお休みだった。で第二志望の「イーグル」ヘ。

前にネットでみつけた前橋駅近くの喫茶甘味処。最初にここで食べたモーニングの盛りに感動した。昼をここで食べるのは初めてだが、行ってみると駐車場は満車。銀行の駐車場に停めて店内に入るとサラリーマンでいっぱい。すかさず食べている皿に注目。いい盛りだ! 相方は「おろしハンバーグ」僕はカキフライを食べたかったんだけど売り切れ。そこで「海老フライ」のランチをたのむ。コーヒーをつけて900円。そのコーヒーには果物もついてくる。うん、味もよし満足!
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餅つき準備


次から次へと新しいことを始める神流アトリエ、おかげで床の間のある一番奥の和室は片付けもできずごった煮状態であった。その大掃除をやり、ついでに畳を敷き変える。囲炉裏でご飯を炊いて白菜の漬け物、昨日の鍋の残りに水を足して温め、味噌を溶き入れて味噌汁にする。畑のネギと柚子を薬味に。これだけで何もいらない。感動的にウマイ。本当に本当なんだってば=!

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