次から次へと新しいことを始める神流アトリエ、おかげで床の間のある一番奥の和室は片付けもできずごった煮状態であった。その大掃除をやり、ついでに畳を敷き変える。囲炉裏でご飯を炊いて白菜の漬け物、昨日の鍋の残りに水を足して温め、味噌を溶き入れて味噌汁にする。畑のネギと柚子を薬味に。これだけで何もいらない。感動的にウマイ。本当に本当なんだってば=!
餅つき用の臼をおろした。ケヤキ材、真円ではなくごつごつし、チョウナの削り跡がある。ずいぶん長く使われていない風だった。ごしごし洗って餅つきの準備完了。杵は見つからなかったので、ヒノキ間伐材で作ってみた。柄無しの原始的なものだが。
掃除後の和室にこたつを置き、小さなテレビでくつろぐ。僕らはここで移住後2回目の新年を迎えることになる。