毎月第一土曜日に、桐生で骨董市がひらかれるので行ってみた。お目当ては囲炉裏道具と山道具だ。囲炉裏用の弧を描いたゴトク(ワタシ)をずいぶん前から探している(下図参照)。これはよく考えられた道具で、この上に載せて焼くと囲炉裏の炎を立てていても焦げることがない。といっても直火を使ったことがない人にはイメージがわかないか?
カテゴリー: 薪と火
ユズ移植、スギ薪割り
藤岡のIさんが手伝いに来てくれて、温水器の構造チェックや据え付け場所の検討などをやった。午後からかねてから計画中だったユズの木の移植をやる。ちょっと離れた場所にY先生が保有しているミニ果樹園があって、そこにはユズとイチジクが育っている。「どれでも1本あげるから、こっちに植えるといい」とY先生から言われて、僕らはすでに移植するユズを1本選んでいたのだった。
しかし苗植えして20年経過したというユズの木はすでに大人を背丈を超えており。根元は大きなダイコンほどの太さがある。スコップ、トウグワなどを使ってIさんと僕と相方3人で交代で土を掘る。根が伸びているところ剪定ハサミで根切りして作業を続け、2時間ほどでようやく掘り上げる。軽トラに積んで、アトリエ敷地に運ぶのがまた大仕事だった。重い上になにしろユズの木はトゲをもっている。
二人
連日、イラストマップの本描き。しかしいつものことながら、手をかけすぎて金銭的には全然合わない。金銭にしばられて仕事をすることを、あるとき僕は止めてしまった。だから、これでいいのだ。とはいえ、僕のイラストマップの仕事はまだ完全燃焼していない。いつも、何かにつまづいている。
昼過ぎて、お腹が減ったのと気分転換に万場の蕎麦屋「まるい」へ食べにいった。アトリエから万場へ食べにいき、買い物をして戻ると1時間ちょっと過ぎるくらいだ。ここが一番近い町である。でも、
「♪この街のメインストリート 僅か数百メートぉお~♪(by 浜省)」って規模の町なんだよね(sanzokuameさん、パクってスイマセン)。
アトリエに戻って仕事中の夕刻、廃材角材でお世話になっている鬼石町在住のIさんが突然遊びに来た。イタルさんと供に囲炉裏部屋で飲んだ。Iさんが小ジャガイモを囲炉裏の灰に埋めて焼いてくれた。僕らが初めて作ったジャガイモを、生粋のH集落の二人が「ん、うんまい」と褒めてくれ、囲炉裏の時間を楽しんで、帰ってくれた。本当に嬉しかった。
誕生日のお赤飯&ドライブ
朝から仕事。その間、相方が昨日まいた種(シュンギク、ベンリナ、ブロッコリー)の水まき。朝食兼昼食は昨日採取しておいたフキノトウとヨモギのてんぷら。菜の花とクレソンンの辛子マヨネーズ(以上、すべて野草)。メインは小豆ご飯。ようするにお赤飯ですな。なぜ?って。今日は特別な日だかからね♬
囲炉裏パン、ヴォレ・シーニュ
ふうふう、イラストマップの仕事が続く。今やってるのは茨城県南の散策マップのようなもので、筑波山、八郷、真壁、かすみがうら市、土浦のあたりをやっている。最後の土浦のラフがしんどい。茨城で生まれ育ちながら土浦はほとんど行ったことがない。行ってみるとなかなか面白い。水戸街道の宿場町の風情が残っている。もともと霞ヶ浦の港町だったんだね。江戸との交易拠点でもあり、古い商家やレンガ蔵が残っているのだ。レンガ蔵の喫茶店もある。今回はそんな建築を描くカットが多いので手間がかかるのだった。